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2010年12月7日火曜日

VALUESTAR VL370/4 の起動時間比較


友人から預かったまま両者の予定が合わずずっと我が家にある NEC VALUESTAR VL370/4 の起動時間について再度調べてみました。

現在 Windows XP home と ubuntu 10.10 のデュアルブートの状態となっています。ここで両者の違いを比較してみました。

まずはブート時間対決です。GRUB の選択画面から起動完了までの時間を計測しました。どちらも5回計測してその平均です。起動完了の目安は Windows XP home ではアイコン類が出揃って右下に「コンピュータが危険にさらされている可能性があります」の表示が出るまでとしました。そして ubuntu 10.10 は gnome のデスクトップのアイコン類がすべて表示されるまでです。

 Windows XP home : 44.4秒
 ubuntu 10.10 : 52.4秒

意外と Windows XP home の起動の速さが光ります。しかしほぼリカバリーした直後の状態でウィルス対策ソフトも入っていない状態なのです。すべての動作を遅くしてしまう?ウィルス対策ソフトを入れてみたらどうでしょうか?

Microosoft Security Essentials をインストールしてみました。右下に現れる Microosoft Security Essentialsアイコンが赤色から緑色に変化したところまでを時間計測してみました。

 Windows XP home (Microosoft Security Essentials): 51.4秒

という結果になりました。意外と Windows XP は駿足だったようです。

次にサスペンド (suspend) とハイバネート (hibernate) を比較しようとしました。Windows XP にはスタンバイとしてサスペンドしか用意されていませんでした。ただ待機状態が少し違うようで Windows XP ではキーボードのキーを押しても復帰しましたが、ubuntu 10.10 では電源ボタンを押して復帰しました。Windows XP が10秒程度だったものが ubuntu では30秒ほど掛かっていました。

ハイバネートは ubuntu しかなく、これは grub の起動画面から概ね40秒ほどで復帰していました。ubuntu 10.10 はなぜか復帰時に画面のロックの解除が gconf-editor の設定では利かず復帰の度にパスワードを入力せざるを得ませんでした。このハードウェア特有の現象なのでしょうか?

いつも遅くなって困り果てた Windows パソコンしか触ることがないので(笑)このようにきびきびと立ち上がってくる Windows に惚れ惚れとしてしまいました。これを実用的に使用しているとだんだんと遅くなってゆくことは読者さんもよくご存知のことと思います。

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