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2010年12月1日水曜日

Canoscan FB1200S の分解

先日 SCSI 接続のフラットベットスキャナー ( Canoscan FB1200S ) について、その後もいろいろと実験を行ってみましたがまだ動作していません。

かなり上手くゆきそうな場面まで行くのですがスキャニングが出来ない状況が続いています。

scanimage -T でテストしようとしてもテスト動作に入らないのです。もしかしてと思ってスキャナーの読み取り装置の部分をよく観察しているとどうも動こうとしているにも係わらず上手く動かない状況のように見えました。ちょうど読み取り装置の上にあるガラス(透明アクリル板)が汚れていることもあって、一度内部を開けて掃除をかねて内部の様子を観察してみることとしました。

このスキャナーの分解は少し難しいというか力づくで開くようになります。

蓋を固定する二ヶ所の四角い穴の奥にネジがあります。これをまず最初に外します。意外とながい木ネジで固定されていますので何回もドライバーを回して外しました。


そして筐体側面にある爪を外すのは筐体を強く押し込むと外れるようになります。
このまま後部から持ち上げるように外すことができます。前面部分は爪で引っかかっている状態なのでこの爪を支点にして持ち上げるようにします。ここで誰もが困ることは四角い穴となっているプラスチックの形成部分が上手く抜けないことです。筐体の側面を内部から外側に向かって少し開くようにすると上手く持ち上げることができます。


さて苦労して開いたスキャナーでしたが、各部を点検してみましたが問題がないようでした。手動で読み取り装置を移動させて電源を入れ直すと自動的に元の位置に戻ってくれます。私としてはこの読み取り装置が上手く動かなくてエラーとなっていると思っていただけに予想外の事態でした。

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