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2010年11月30日火曜日
Logitec LAN-WN23/CB を入手しました。
300Mbps 通信に対応可能な Logitec 社の LAN-WN23/CB を入手しました。ヤフオクで新品未使用のものを落札しました。
早速無線LANカードだけを抜き出してまじまじと観察してみました。結構しっかりした造りとなっていて、アンテナ部分も少し大きめでしっかりしている感じで好印象でした。
早速動作チェックを行ってみました。いつもであればノートパソコンで行うところですが、今回は ubuntu 10.10 がインストールされている NetVista M41 Slim へカードバスのアダプターを取り付けて、このスロットに無線LANアダプターの LAN-WN23/CB を挿入してみました。
ubuntu 10.10 では何も手を加えることなくそのまま無線LANカードを認識をして通信を開始しました。lsmod で調べて見ると rt2860 のモジュールで動作していました。先日入手した Sonnet Aria Extreme N PCI と同様の無線LANチップを使用しているようです。同じチップを使用しているということは転送速度試験などでよい成績を上げてくれそうでした。
いつものように 100MB のバイナリデータを FTP 転送させてその転送速度を計測してみました。無線LANアクセスポイントにはいつも試験で使用している Linksys WRT54G を使用しました。
5回転送を行ってその平均を計算しました。結果は 802.11g の 54g クラスでは最高値の 2,723KB/sを叩き出しました。同じチップの Sonnet Aria Extreme N PCI では 2,484KB/s だったのでかなり高成績となりました。
また転送状況をパケットモニタで観察していましたが Sonnet Aria Extreme N PCI と同様に櫛状にデータの転送が途切れる部分がなく、とても滑らかに転送が行われている感じでした。
こうしてみると従来からの 54g 環境においてもこれらの 11n 対応の無線LANアダプタを採用するだけでデータの転送速度が向上することが解ります。
11n 対応の無線LANアクセスポイントを導入しても転送速度の向上が目覚しいものでなかっただけに、従来の 54g 対応の無線LANアクセスポイントのまま周囲の子機を 11n に置き換えて行き最後に親器の無線LANアクセスポイントを 11n に対応して十分な感じだと思いました。
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