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2010年8月27日金曜日

10年前に書き込んだCD-Rが読み出せません

以前から気になってはいたのですが、CD-Rの読み出し不良が大発生しています。

写真フィルムをスキャニングしたデータをせっせとCD-Rへ焼いて保存していたのは10年以上前のことです。最近古いCD-Rを引き出して中身を見ようとすると読み出し不良が発生することが目立ってきました。いわゆるCRCエラーです。

ここで一念発起してファイルサーバーへこれらのCD-Rのデータを移管させることを決意しました。しかしいきなり連続して何枚ものCD-RがCRCエラーで読み取れなくなっていて途方に暮れています。

いやはやどうしたものかと。実のところ5年前ぐらいからヤバいと感じていたのですが、なかなか重い腰を上げることが出来なかったもので。。。

エラーが多く発生しているのは台湾製のARITA(RiTEK)の12倍速のものです。パッケージがオレンジ色でえぐい模様が描かれているものです。ネット上を検索すると初期のフタロシアニンを使用したもののようです。

傾向として外周部でのエラーが急増しているようです。そのため700MBのうち半分程度しか書き込んでいないものはエラーなくコピーが完了します。しかし75%を越えるものは一様にコピーの終わり頃にエラーが発生しています。特に外周部いっぱいまで書き込んだものは100%エラーが発生します。



とりあえずコピーできる部分だけでも救おうとコピーを始めています。

そしてエラーの出たCD-Rにはマークをつけて再度吸いだしに挑戦しています。

取り合えずCD-Rを冷凍庫で冷やして読み出す方法も試してみましたが、ダメでした。エラーで停止した後、CD-Rをドライブから取り出すとほっかほかの状態でした。冷やすと効果があるというのは本当なのでしょうか?都市伝説?

ddrescueを使ってエラーブロックの再読み込みなどの方法で出来るだけデータを回収することでこれからの段取りを考えていますが、これが効率が悪くてどうしようかと悩んでいます。

このCD-Rのデータ回収については、随時報告をしたいと思っています。

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