2016年6月12日日曜日

Buffalo WLA2-G54C へ OpenWrt をインストール

掲示板の方へ読者さんから バッファローの無線 LAN アクセスポイント WLA2-G54C へ OpenWrt (三種類)をインストールしたとの報告を受けました。そこで早速、我が家でも WLA2-G54C へ OpenWrt Backfire 10.03.1 をインストールしてみました。
WLA2-G54C dd-wrtはNG、openwrtを3種類焼けました
http://livingston.bbs.coocan.jp/?m=listthread&t_id=22
  • Barrier Breaker 14.07
  • Attitude Adjustment 12.09
  • Backfire 10.03.1
今回 OpenWRT をインストールした WLA2-G54C です。

経緯

我が家の手持ちの WLA2-G54C には DD-WRT v23 をインストールしていました。もともと癖のある機種のようで、DD-WRT の中でも v24 のバージョンのものは正常に動作しないという曰くつきのものです。
buffalo WLA2-G54C を DD-WRT 化
http://near-unix.blogspot.jp/2010/11/buffalo-wla2-g54c-dd-wrt.html

DD-WRT をインストールした直後は暫く使用していましたが、そのうち使用しなくなり放置した状態でした。

今回、上記のように読者さんより OpenWrt がインストール可能だとの報告を受けて、実際にインストールしてみました。

OpenWrt のインストールバージョン

OpenWrt は、やはり新しいバージョンのものほど動作が重たくなるようで、Backfire 10.03.1 以外が実用的な動作をしない模様です。そこで今回は、Backfire 10.03.1 をインストールしました。

OpenWrt Backfire 10.03.1 のインストール

具体的なインストール方法は、いわゆる TFTP 流し込み方法で行いました。

すでに DD-WRT がインストールされていることから、まずこの DD-WRT を初期化しました。これにより WLA2-G54C の IP アドレスは 192.168.1.1 となりました。

そしてファームウェアを流し込むパソコンを 192.168.1.2 に設定しました。

パソコンと WLA2-G54C の間をイーサネット・スイッチ(ハブ)経由で接続しました。

パソコン(Debian Jessie)の端末ソフトウェアから次の通りのコマンドで OpenWrt のファームウェアを TFTP で流し込みました。

# tftp 192.168.1.1
tftp > binary
tftp > trace
tftp > rexmt 1
tftp > timeout 60
tftp > put openwrt-brcm47xx-squashfs.trx このコマンドを文字入力した時点で Enter キーを押さず一時的に作業を停止します。

WLA2-G54C の電源を一旦切断します。(重要)

上記の put openwrt-brcm47xx-squashfs.trx コマンドを Enter キーを押して実行させます。

すると端末ソフトウェア上では転送の応答がないことが1秒ごとに表示されます。

ここですぐに WLA2-G54C の電源を投入します。すると数秒後に TFTP 転送が開始されます。この時間わずか10数秒たらずです。

端末ソフトウェア上では TFTP 転送が終了していますので quit コマンドで TFTP のモードから抜けます。



動作確認

しばらくすると WLA2-G54C の本体が自動的に再起動します。OpenWrt をインストールした場合、DIAGWIRELWSS, ETHERNET の LED ランプが全点灯してしまうようです。パソコンから WLA2-G54C の新しい初期 IP アドレスの 192.168.1.1 へブラウザでアクセスをして初期設定をしました。

WLA2-G54C へインストールした OpenWrt の設定画面

興味深いところは、ルータモデル(Router Model)がジーメンスの SE505 V2 となっているところでした。ネット上で SE505V2 を検索してみると WAN と 4 つの LAN ポートを持つ普通の無線 LAN ルータでした。何か相関性でもあるのかと想像してしまいましたが、単純に機種名の判定ミスのようです。

とりあえず無線 LAN クライアント(Client)として自宅のアクセスポイントへ接続してみましたが、特に問題もなく接続していました。

単純に無線 LAN クライアントの設定にしてしまうと、 WLA2-G54C 本体は自宅内の LAN のサブネット 192.168.24.0/24 の IP アドレスで接続してしまうのですが、その配下のパソコンの IP アドレスは WLA2-G54C の DHCP サーバから配布された 192.168.1.0/24 などの IP アドレスが設定されてしまいます。 家庭内 LAN と同じ 192.168.24.0/24 でパソコンを設定したい場合には、中継ソフトウェアの relayd のインストールが必要ですが、OpenWrt の Backfire 10.03.1 には、パッケージが用意されていませんでした。今回のように無線 LAN クライアントして使用する場合には、家庭内 LAN と異なるサブネット空間で動作させるしかないようです。
FON2100E をリピータ(中継器)にしました
http://near-unix.blogspot.jp/2016/02/fon2100e.html

しばらく無線 LAN クライアントとして使ってみたいと思います。

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