今回入手した I-O DATA WN-WAG/CBH です。 |
概要
外観は、同社の 2.4GHz 帯対応の WN-G54/CBL とそっくりです。アンテナ部が極端に短くなっており、ノートパソコンへ装着した時に邪魔になりにくいようになっています。その分、アンテナ感度は弱めになっています。上が WN-G54/CBL、下が WN-WAG/CBH です。 |
無線 LAN 機能は、2.4GHz 帯と 5GHz 帯の IEEE 802.11 a/b/g 対応となっています。 lspci コマンドで内部のチップを調査したところ Atheros AR5413/5414 となっていました。参考として WN-G54/CBL は、Atheros AR5212/AR5213 です。
さらに本機の特徴としては、アンテナ部の先端に外部アンテナ用の端子が装備されている点です。似た外観の WN-G54/CBL には、外部アンテナ端子はありません。
WN-WAG/CBH のアンテナ部にある外部端子です。 下の WN-G54/CBL には、アンテナの外部端子はありません。 |
動作確認
Debian Jessie が稼働しているノートパソコンへ装着して動作確認を行いました。ドライバ・モジュールは ath5k が対応していました。そして 5GHz 対応パッチを適用したドライバ・モジュールであれば 2.4GHz 帯と 5GHz 帯の両方とも動作しました。Debian 純正の ath5k ドライバだと 2.4GHz 帯のみの対応となりました。Debian Jessie と Wheezy 用の 5GHz 対応パッチを適用したドライバ・モジュール(ath5k)は「Debian 用ドライバ保管庫」に用意しています。必要な読者さんは、どうぞご自由にご使用ください。
動作中の WN-WAG/CBH です。 二個の青色 LED が点滅します。 |
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