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2015年9月2日水曜日

Buffalo WBR-G54 の DD-WRT へ Slim Samba2 をインストール

USB 対応の DD-WRT をインストールした WBR-G54 へ Slim Samba2 をインストールしてみました。

以下のウェブサイトを参考にしました。
Slim samba2 - DD-WRT Wiki
http://www.dd-wrt.com/wiki/index.php/Slim_samba2

上記のウェブサイトのとおりの作業でインストール可能です。以下は私の備忘録として記述しています。

WAN ポートを接続

インストールの途中で WBR-G54 へ接続した USB メモリへ Slim Samba2 のファイルをダウンロードしますので、WAN ポートを家庭内の LAN へ接続しておきます。

USB メモリの装着

USB メモリは Ext3 フォーマットしたものを WBR-G54 の USB ソケットへ装着しておきます。

DD-WRT のブラウザの設定画面から設定

192.168.1.1 へアクセスして DD-WRT の設定画面を開きます。最初に USB ポートの設定を行います。 [Service] - [USB] のタブを開きます。この中の "Run-on-mount Script Name" の中に /mnt/samba2.usb を入力します。

[Service] - [USB] の設定

次に USB メモリが取り外されたときのスクリプトを設定します。[Administration] - [Commands] の中の "Commands" のボックスへ次のスクリプトを記述します。
sh /tmp/unplug.usb
そして下に複数存在するボタンのうち、"Save Shutdown" のボタンを押して保存します。

[Administration] - [Commands] の設定

WBR-G54 へログオンしてインストール

操作パソコンから telnet で DD-WRT がインストールされた WBR-G54 へログオンします。
$ telnet 192.168.1.1

インストールは USB メモリ上に行います。USB メモリ上(/mnt)へ移動して、Slim Samba2 のファイルをダウンロードして解凍します。
~# cd /mnt
~# wget http://www.3iii.dk/linux/dd-wrt/slim-samba2-usb.tar.gz
~# tar xvzf slim-samba2-usb.tar.gz
以下のファイルができていることを確認します。
~# ls
data -- フォルダ
opt -- フォルダ
samba2.usb -- 実行型ファイル
とりあえず Slim Samba2 を起動させてみます。
~# ./samba2.usb
エラー表示も含めていろいろメッセージが出てきます。そしてプロンプト(~#)へ戻ってきたら終了です。

ここで一度再起動させます。
~# reboot

Slim Samba2 の設定ファイル(/opt/etc/samba/smb.conf)を編集して、そのまま保存すれば設定も終了です。samba の設定ファイルに準じた内容ですので、設定方法の解説は割愛です。
~# vi /opt/etc/samba/smb.conf
設定を反映させるために再起動させます。
~# reboot

パソコンからアクセス

パソコンから Slim Samba2 へアクセスします。設定ファイルの smb.conf を編集していない場合には \\192.168.1.1\data へアクセスして動作を確認します。下記の画像は WindowsXP マシンからアクセスした時のものです。ここへ保存したファイル類は USB メモリの data ディレクトリ(/mnt/data)へ保存されます。

Slim Samba2 へアクセスした様子

 以上で設定終了です。

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