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2015年8月6日木曜日

Linksys WRT54GS へ USB ポート組み込み加工(1)

5 ボルトの三端子レギュレータなどの必要な部品が揃ったことからリンクシス WRT54GS V1 へ USB ポートの本格的な組み込み加工を開始しました。

計画としては、初期化ボタンを撤去した跡地へ2口の USB ソケットを設置します。そして初期化ボタンは電源ソケットの上の位置へ移設する予定です。そして三端子レギュレータはイーサネット・ソケットの金属ケースの上に自作用のプリント印刷基盤の生板を適当な大きさに切り出して、その銅箔の表面に三端子レギュレータの熱を放熱させることを考えています。

加工の様子

以下は加工をしている様子を撮影したものです。

初期化ボタンはハンダゴテを使って取り外しました。しかし一箇所スルーホールが抜けてしまいました。

初期化ボタンを撤去したところです。

撤去した初期化ボタンは、電源ソケットの上部へ移設予定です。

初期化ボタンの移設先の様子を確認しているところです。

初期化ボタンのあった場所へ2口の USB ソケットを設置する予定です。現物合わせで部品が干渉する様子を確認しました。 USB ソケットの下にある小さな表面実装の電子部品を上手く避ければ問題ないようです。

USB ソケットを仮置きしてみて、干渉するものがないか確認してみました。


三端子レギュレータの熱を放熱するのと、三端子レギュレータや SD カードのソケットなどを固定するために自作用のプリント印刷基盤の生板を適当な大きさに切り出すこととしました。

三端子レギュレータの放熱板などとして利用するプリント印刷基盤の生板です。


USB ソケットに一緒に付属しているプリント印刷基盤の端子と USB ソケットの端子の間の接続を確認した後、BCM4712 との間を接続するリード線のハンダ付けを行なっておきました。

USB ソケット基盤へリード線をハンダ付けしました。


 三端子レギュレータと電解コンデンサは、小さく切り出した蛇の目基盤の上にハンダ付けしました。三端子レギュレータの背面は、プリント印刷基盤の銅箔部分へ接触させて放熱させる予定です。

蛇の目基盤を小さく切り出したものへ三端子レギュレータと電解コンデンサをハンダ付けしました。

初期化ボタンのスイッチは切り出したプリント印刷基盤の端へ穴を開けて取り付けます。この時、表面の銅箔へ切り込みを入れて簡単な通電回路としました。

放熱板として切り出したプリント印刷基盤の生板の端へ切り込みを入れて初期化ボタンの電気回路の一部としました。なお実際には写真よりもっと加工が施されています。このままではいろいろと接触する部分が多くてショートしていました。

初期化ボタンをハンダ付けした後、組み立てた三端子レギュレータもプリント印刷基盤へネジ穴を開けて固定しました。完成をイメージして部品を配置してみました。

出来上がりはこんな感じになるはずです。

この状態でそっと筐体へボードを差し込んでみて、部品の干渉などを確認しました。ちょっと初期化ボタンの上部が筐体内部にぎりぎり干渉するかどうかといった感じでした。

筐体内部の電子部品の干渉を確認しました。
肝心の筐体後部がピンぼけとなっていてごめんなさい。

USB ソケットの下の電子部品を避けるための下敷き(1.2厚のプラ板)を用意して、その上に USB ソケットをエポキシ接着剤でしっかり固定しました。しっかり固着するまで鉛の重しを載せて固定しておきます。

電子部品の干渉を避ける下敷き(1.2厚のプラ板)を切り出して確認しているところです。
鉛の重しをおいて、USB ソケットをしっかり接着しました。

執筆時点では、ここまでの作業です。

後は、さらに三端子レギュレータや初期化ボタンが載ったプリント印刷基盤をイーサネット・ソケットの上部へエポキシ接着剤で固定する予定です。これらの接着剤がしっかり固定された後、筐体への穴あけ加工を行う予定です。

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