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2015年7月9日木曜日

JTAG 用 WIGGLER ケーブルを作るべきか?

バッファロー WLA-G54 のフラッシュメモリの書き込みはまだできていません。書き込み用のパソコンを交換したり、JTAG ケーブルを交換したりしながら書き込みを行おうとしましたが、どうしても途中で停止してしまうのです。それも停止する場所は同じ場所で停止するようです。ただしパソコンやケーブルが変わると、別の場所で停止するようになります。

WLA-G54 へ短い DLC5 ケーブルを接続しているところです。

フラッシュメモリへの書き込みのデータ転送の様子を観察していても、今にも停止しそうな感じで転送速度が遅くなる場面があるのです。どうも上手くデータが転送できていないようです。
更には動作させるタイミングなのか? DMA エラーが発生したり、発生しなかったりして動作も安定しているとは思えません。

一つの原因として考えられるのがパソコン側の 5 ボルトのデジタル信号を無線LANルータ側の JTAG 端子の 3.3 ボルトのデジタル信号に 100 オームの抵抗器を使った信号の簡易変換に問題があるのではないかと想像しているところです。

正式には 5 ボルトと 3.3 ボルトのレベルシフタ回路を使用すべきところですが、どうも WIGGLER ケーブルというバッファー回路を持ったケーブルの使用によっても信号レベルの変換が上手く行っているようです。

そこで WIGGLER ケーブルを自作してみようと思っています。WIGGLER ケーブルの接続図を観察すると 74HC244 というバッファー IC の前後に抵抗器を接続してレベル変換を行うようになっています。今まで作ってきた DLC5 タイプの JTAG ケーブルでは、直接パソコンと無線LANルータの間でレベル変換をしていたものを、WIGGLER ケーブルでは無線LANルータ側の電源を使って、無線LANルータとバッファー IC の 74HC244 の間ではレベル変換を行わず、単純に信号の伝達だけとなります。

とりあえずバッファー IC の 74HC244 を通信販売で発注しました。この IC が届く頃を見計らって周辺部品の買い出しを行なっておきたいと思っています。

前回プルアップ抵抗を設置しなかった TDO と SRST にも抵抗器を設置しました。


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