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2015年6月22日月曜日

FON2201 を 32MB 化すると電源 LED が点灯しません

コテライザーを使ったにも関わらず、上手くメモリチップの交換が出来なかった FON2201 ですが、32MB のメモリを有効にするために 32MB 対応の RedBoot へ書き換えました。書き換え手順は FON2100E で行ったときと一緒です。
FON2100E のメモリチップ交換(増量)
http://near-unix.blogspot.jp/2015/06/fon2100e.html
電源 LED ランプを点灯させた 32MB 化した FON2201 です。

すると電源のオレンジ色の LED ランプが点灯しなくなってしまいました。実は、一台目の FON2201 でも同様の症状が発生していたのですが、パターンを切断するなどの荒っぽい作業でどこか破損してしまったものと思っていました。どうも FON2100E 用の RedBoot を流用するとメモリの認識は成功するのですが、この電源 LED ランプが点灯しなくなるようです。

右端の LED5 が RedBoot の書き換えで点灯しなくなりました。

電源 LED ランプを点灯させる

この FON2201 には、すでに OpenWrt Barrier Breaker 14.07 をインストールしてあります。今回初めて "LED Configuretion"(LED 設定) を設定してみました。

元々無線LANの動作を示す LED ランプの設定がすでに存在していました。そこに追加で LED ランプの設定を行いました。

左下の [Add] ボタンをクリックして、新しい設定を追加します。設定名は「電源」を 意味する "POWER" としました。そして動作させるデバイスの部分はいくつか試したところ "gpio7" が電源 LED のオレンジ色に対応していることが判りました。実は、電源 LED は、二色ランプとなっており、オレンジとグリーンの二色の LED が内蔵されています。グリーン色は "gpio4" に対応していました。色を選別できるため、好きな方の色を設定できます。なお私はオレンジ色を選択しました。以下はその設定例です。
Name : POWER
LED  : gpio7
Default state :
Trigger : defaulton
Trigger の "defaulton" で点灯、 "none" で消灯となります。


以上で電源投入と同時に電源 LED は点灯しませんが、システムが立ち上がったところでオレンジ色に点灯するようになります。

OpenWrt の LED 設定で LED5 を点灯させることができました。

できることなら RedBoot の部分で対応できるように処置が出来ればよいのですが、私にはまだ知識がないため、この方法で我慢することとしました。

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