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2015年6月19日金曜日

古いハードディスクの検査

先日の ThinkPad X21 のハードディスクのパスワード解除の作業で、何となく古いハードディスクの検査を長く行なっていないことに気づいて、少しずつ試験を行なってみました。

すると動作不良のハードディスクの多さに驚いてしまいました(涙)。やはりハードディスクのようなものは、時々でも動かしていないと調子が悪くなってしまうようです。

試験中のハードディスクの様子です。

特に今回気になったのが、ハードディスクの「マスター」と「スレーブ」を切り替えるジャンパの不良です。ここの調子が悪いのが三台ありました。「ケーブルセレクト」の設定だと認識しないのに、「マスター」または「スレーブ」の設定にすると動作する内容でした。

そのうち一台の Maxtor のハードディスクはジャンパのピンの根本のハンダ付けが外れていたのが原因でした。この部分を再ハンダ付けするとジャンパによる動作不良は解消されましたが、こんどは SMART エラーとなって、結局動作しませんでした。こんな具合に複合的に悪い場所を抱えているハードディスクもありました。

Maxtor のコネクタを全ピン再ハンダ付けしました。

10GB 以下の小容量のハードディスクは、今となっては殆ど使い道はないのですが、せっかく動作するものについては出来るだけ動態保存をしておきたいと思っています。しかし、こうしてだんだんと動作しなくなってしまうハードディスクが増えていることも現実です。何とか電気代や時間の掛からない上手な保存方法はないものでしょうか?

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