アイ・オー・データの無線 LAN アダプタ WN-AG/CB3 をインターネット・オークションにて入手しました。だんだんとパソコン側に装着する 5GHz 帯の IEEE 802.11 a 対応の無線 LAN アダプタが増えています。
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今回入手した I-O DATA WN-AG/CB3 です。 |
外観など
外観はつり上がった目のように見える二つの LED ランプが特徴的です。これは、NTT FT-STC-OAG の LED ランプのデザインにも感じがよく似ています。PC カードの情報を読みだしてみたところ、内部のチップは AR5212/AR5213 であり、もしかすると内部のハードウェアそのものも、同じものの可能性があります。
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外観上の特徴は、このつり上がった目のような LED ランプです。 左側が WN-AG/CB3、右側が FT-STC-OAG です。 |
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通常眺める角度から LED ランプを見ると、片側しか点灯していないように見えます。ちょっと残念なところでした。 |
カード情報
以下は、lspci コマンドで表示させたカード情報です。
05:00.0 Ethernet controller: Atheros Communications Inc. AR5212/AR5213 Wireless Network Adapter (rev 01)
Subsystem: I-O Data Device, Inc. Device d037
Flags: bus master, medium devsel, latency 168, IRQ 20
Memory at a4000000 (32-bit, non-prefetchable) [size=64K]
Capabilities:
Kernel driver in use: ath5k
通信転送速度の計測
早速、通信転送速度を計測してみました。上記の通り、同じ Atheros 社のチップを使用した NTT FT-STC-OAG と一緒に計測を行なって比較をしてみました。計測方法はいつもと同じで、およそ 100MB のファイルを5回ダウンロードして、その転送速度の平均値を求めるものです。なお親機として Shibby 版の Tomato ファームウェアをインストールした WHR-AM54G54 を使用しました。
★ 通信転送速度の計測結果 ★
2.4GHz 帯(8ch)
WN-AG/CB3 : 2,399KB/s ( 19,192Kbps )
FT-STC-OAG : 2,363KB/s ( 18,906Kbps )
5GHz 帯(48ch)
WN-AG/CB3 : 2,286KB/s ( 18,290Kbps )
FT-STC-OAG : 2,303KB/s ( 18,425Kbps )
同じ Atheros 社のチップを搭載している無線 LAN アダプタらしく、どちらも同じような計測結果となりました。2.4GHz 帯では 概ね 2,800KB/s で、5GHz 帯でも 概ね 2,800KB/s を最高速度として転送していたことが、WHR-AM54G54 に搭載の Tomato ファームウェアのリアルタイム・バンドワイズ・モニタのグラフで観測されていました。どちらも転送途中で一回から二回の転送速度の急落があり、その急落期間の長さ(時間)によって、平均的な通信転送速度が低下する状況でした。AR5413/AR5414 チップを使用した NTT FT-STC-BAG や バッファロー WLI-CB-AG のように 2.4GHz 帯と 5GHz 帯の速度の違いが大きくはありませんでした。どうも AR5413/AR5414 チップの無線 LAN アダプタよりも AR5212/AR5213 チップの無線 LAN アダプタの方が特性が良さそうです。
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アイ・オー・データ WN-AG/CB3 |
テスト
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