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2015年4月14日火曜日

二台目の Buffalo WHR-AMPG を入手

何を血迷ったのか不明ですが・・・二台目となるバッファロー WHR-AMPG を入手しました。安かったもので、ついうっかりインターネット・オークションで落札してしまいました(苦笑)。

左側が今回入手した WHR-AMPG です。どれも同じ筐体なので区別がつきません。
上の WHR-AMPG が今回入手したものです。まだシールが剥がされた痕跡がありません。
下の WHR-AMPG は以前一度分解したことがあるため、シールに損傷がみられます。

今回の WHR-AMPG は随分と日焼けと汚れの多いものでした。どうも太陽の光が当たる場所に置きっぱなしだった模様です。前方部分の半分が酷い日焼けをしていました。

左が今回入手した WHR-AMPG です。アイボリーの筐体がすっかり茶色に変色しています(笑)。

早速分解をしてみました。開けてびっくりの状況がそこにはありました。何と!無線回路部分を封印するシールド板がめくれ上がっているのです。筐体のシールの状況などから、製造時からこの状態であったものと思われました。中国製の製品なので、このようなこともあると予想はしていましたが、バッファローというブランド企業のものなので、もっと製造管理がしっかりしているものと思っていました。がっかりです!

分解途中の WHR-AMPG です。
これが端がめくれ上がったシールド板です。どうしてこのまま出荷したの?

仕方がないので、シールド板を取り外して、反り返った部分を指先やペンチなどで元に戻して、再度取り付けてみました。折り曲がった部分は目で確認はできますが、少なくても不要な電波放射はこれで防げたと思います。

とりあえずシールド板を取り外して、反り返っている部分を直しました。
きっちりシールド板で無線回路部分を塞ぎました。

そして、いつものようにプラスチック筐体は洗剤でしっかり水洗いをしました。そして電源ソケットのセンターピンに異常は ありませんでしたが、予防的にハンダ付けを行なっておきました。

そして今回の記事の目玉ですが、シリアルコンソールのピンヘッダの移設を行いました。現在のままだと、シリアルコンソールのピンヘッダにアクセスするには、筐体を開く必要があります。そこで、筐体側面の目隠しカバーの部分へピンヘッダを移設して、筐体を分解しなくてもピンヘッダへアクセスできるようにしてみました。

プリント印刷基盤のシリアルコンソールの出力へケーブルをハンダ付けしたところです。
ピンヘッダを取り付けた蛇の目基盤の裏側に絶縁用のボール紙をホットボンドで接着しているところです。
ピンヘッダを予定の場所へ仮おきしました。裏側には両面テープが貼り付けてあります。

基本的な作業は、リンクシス E3000 の時と全く同じ作業となりました。蛇の目基盤を小さく切り出して、そこへピンヘッダをハンダ付けした後、プリント印刷基盤のシリアルコンソールの出力を移設用のピンヘッダへケーブルで接続するものです。ただし、今回は移設用ピンヘッダの場所は、筐体の穴あけと非常に密接な関係にあるので、これらを配慮しながら、ホビー用のルータで筐体へ穴を開けました。穴あけの後、移設用ピンヘッダを両面テープで固定しますが、この穴の位置とピンヘッダを位置を合わせながら固定しました。詳しくは写真を参照してください。

筐体はプリント印刷基盤との位置関係をよく確認して印をつけました。
ホビー用のルータで穴あけを行いました。実際には写真の刃物よりも太いものを使用しました。
少しずつ穴を開けては大きさを現物合わせで確認しました。
最終的に筐体を閉じた状態にして、穴の外からピンセットでピンヘッダの位置を調整しました。
ピンヘッダの裏側の両面テープをしっかり押さえつけて固定しました。そしてケーブルも邪魔にならないように這わせました。

ピンヘッダの固定が出来たところで、パソコンと WHR-AMPG のシリアルコンソールをシリアルケーブルで接続して、実際に通信ができることを確認しました。これで気楽にシリアルコンソールへアクセスできるようになりました。ファームウェアのインストールで困った時には、いつでも NVRAM の消去ができます♪

シリアルケーブルを接続して動作確認を行いました。
接続に問題は無く、正常に WHR-AMPG のシリアルコンソールへアクセス出来ました。
意外と上手く出来上がったので、今後、同じデザインのルータを分解した時には、同じ方法でシリアルコンソールのピンヘッダを移設しておこうと思っています。

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