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2015年3月5日木曜日

Linksys WRT320N の Tomato ファームウェアで J52 対応

前回の Buffalo WLI-CB-AMG54 と Corega CG-WLCB54AG の madwifi 対応の記事のときにたまたま発見したことですが、Linksys WRT320N にインストールした Tomato ファームウェア上で、日本の 5GHz 帯の古い電波規格の J52 に対応していることを発見しました。

リンクシス社の WRT320N です。

Tomato ファームウェアを導入した時点ですっかり、国際規格の W52 や W53 などの電波帯域になっているものと思い込んでいました(笑)。確かに今まで 5GHz 帯の IEEE 802.11 a モードでの無線 LAN アダプタの動作確認で使用していたときも国際規格のものでした。それが今回、古い電波規格の J52 対応のコレガ社の CG-WLCB54AG の動作確認のため、たまたま WRT320N の Tomato ファームウェアの設定を見直していたときに発見しました。

[Advanced] - [Wireless] のところで、国別の電波規格を決める部分があるのですが、ここが今まで米国(UNITED STATES)となっていました。ここを日本(JAPAN)に変更したところ、[Basic] - [Network] の Wireless (eth1) を確認したところ、日本の古い電波規格の J52 となる 34, 38,42,46 チャンネルの表示が現れてきました。そして J52 対応の CG-WLCB54AG と通信することができました。

Tomato ファームウェアの国別の選択を行なっているところです。

しかし現在施行されている新しい電波規格の W52 や W53 に対応するチャンネルは表示されませんでした。どうも古い電波規格のまま、Tomato ファームウェアで登録されているようです。

国別選択を JAPAN にすると J52 帯のチャンネルが表示されます。

しかし米国(UNITED STATES)へ切り替えることによって、W52 や W53 を使用することができます。ただ米国で使用出来る 149, 153, 157, 161, 165 チャンネルも選択できるようになりますが、この米国向けのチャンネルを使用しないように注意する必要があります。これらのチャンネルを選択する可能性のある「自動チャンネル選択機能(Auto)」は使用不可となります。電波法の規制の他に、これらの米国のチャンネルが選択された場合、日本規格で作られた無線LANアダプタで通信できなくなってしまいますので、単純に使い物にならないチャンネルとなってしまいます。

国別選択を UNITED STATES にすると W52/W53 帯のチャンネルが表示されます。

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