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2015年3月2日月曜日

Intel WM3B2915ABG 無線 LAN アダプタ

(注記)この記事では 5GHz 帯では動作しないとなっていますが、動作させることが出来ました。

昨日の Broadcom 社の BCM4309 搭載の無線LANアダプタに引き続き、今日は Intel 社の WM3B2915ABG 無線LANアダプタを ThinkPad X40 へ装着して IEEE 802.11 a モードでの動作確認を行なってみました。
(参考記事)Broadcom 4309 チップ搭載の無線 LAN アダプタ
http://near-unix.blogspot.jp/2015/03/broadcom-4309-lan.html

結論から先に述べますと、IEEE 802.11 a モードでは動作しませんでした。何か特別な設定が必要なのでしょうか?

今回 IEEE 802.11 a モードの動作確認を行った WM3B2915ABG です。

昨日の BCM4309 チップ搭載の無線LANアダプタの動作確認を行った ThinkPad X40 へ装着して動作確認しました。オペレーション・システムは Debian Wheezy を使用しました。

マシンを起動させると WM3B2915ABG は、ipw2200 ドライバで認識して、すぐに動作を開始しました。しかし 2.4GHz 帯の無線LANアクセスポイントしか表示されませんでした。2.4GHz 帯の無線 LAN アクセスポイントへは問題なく接続することが出来て、通信状況も良好な状態でした。下記の dmesg の「Detected geography ZZJ (14 802.11bg channels, 4 802.11a channels)」のログ状況を見る限り、日本規格(ZZJ)の IEEE 802.11 a モードでも動作しているように感じますが、現実には IEEE 802.11 a のアクセスポイントを発見することができませんでした。残念ながら、この WM3B2915ABG も Debian Wheezy 上では IEEE 802.11 a モードで動作しないようです。

lspci の結果
02:02.0 Network controller: Intel Corporation PRO/Wireless 2915ABG [Calexico2] Network Connection (rev 05)

dmesg | grep 2200 の結果
ACPI: PCI Root Bridge [PCI0] (domain 0000 [bus 00-ff])
pci 0000:02:02.0: reg 10: [mem 0xd0220000-0xd0220fff]
ipw2200: Intel(R) PRO/Wireless 2200/2915 Network Driver, 1.2.2kmprq
ipw2200: Copyright(c) 2003-2006 Intel Corporation
ipw2200: Detected Intel PRO/Wireless 2915ABG Network Connection
ipw2200 0000:02:02.0: firmware: agent loaded ipw2200-bss.fw into memory
ipw2200: Detected geography ZZJ (14 802.11bg channels, 4 802.11a channels)


WM3B2915ABG を装着したのは ThinkPad X40 です。
mini PCI スロットへ装着した WM3B2915ABG です。

追記

この WM3B2915ABG を Debian Whhezy 上で 5GHz 帯の IEEE 802.11 a モードで動作させることが出来ました。次の記事を参考にしてください。
Intel WM3B2915ABG 無線 LAN アダプタが 5GHz 帯で動作しました
http://near-unix.blogspot.jp/2015/03/intel-wm3b2915abg-lan-5ghz.html

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