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2015年2月5日木曜日

Panasonic KXL-830AN で SONY PCG-U3/P を起動(重大な訂正あり)

(重要)文末に訂正文を追加しました。

先日入手したソニー社の PCG-U3/P ですが、Puppy Linux 4.3.1 (2012) をインストールするために USB 接続のフロッピードライブへ PLoP Boot Manager を挿入して Puppy Linux 4.3.1 (2012) がインストールされた USB メモリを使って起動させた後、ハードディスクへインストールしていました。

Panasonic KXL-830AN と SONY PCG-U3P です。

今回は、たまたま手元にあったパナソニック社の PCMCIA 接続の CD ドライブの KXL-830AN を試しに取り付けたところ、この CD ドライブからも起動することを確認しました。今回の記事は単純に、この事実が嬉しくて書き込んでいます。

KXL-830AN の PCMCIA カードを PCG-U3/P のカードスロットへ挿入しているところです。

写真は KXL-830AN へ Puppy Linux 4.3.1 (2012) の CD を装着して起動させている様子です。ちゃんと起動させることができました!

KXL-830AN で Puppy Linux 4.3.1 (2012) を起動させている途中です。
Puppy Linux 4.3.1 (2012) の起動途中の様子です。
Puppy Linux 4.3.1 (2012) が完全に起動したところです。

この他、IBM 社の USB ポータブル CD ドライブなども試してみましたが、USB 接続で起動できるのは、基本的に USB フロッピードライブだけで、このフロッピードライブへ PLoP ブートディスクなどを装着することによって USB メモリ(ドライブ)からも起動できるだけのようです。こうした限られた状態の中で PCMCIA 接続の CD ドライブで起動できることは、背面の USB 端子を有効利用することも可能なため、大変有意義なことだと考えています。

PCG-U3/P の背面ポートの様子です。
USB 接続のフロッピードライブと USB メモリを背面ポートへ接続する様子です。
[参考 URL] Plop Boot Manager 5.0 - Download
http://www.plop.at/en/bootmanager/download.html

 

 液晶表示のゴーストについて

たまたま気づいたことですが、前回 Puppy Linux 4.3.1 (2012) をインストールしたときにアイコンの背景にゴーストが出る症状があることを報告しましたが、今回は発生していませんでした。よくビデオ画面を確認すると、サイズが 800x600 (SVGA) となっていました。そしてビデオ画面の設定を液晶のドットサイズの 1024x768 (XGA) に設定すると、ゴーストが発生することを確認しました。ビデオサイズによって挙動が異なるようです。本機は、小さな画面なので、800x600 (SVGA) の方が使いやすいようにも感じました。

[重大な訂正] KXL-830AN で Puppy Linux は起動できません!

本記事の中で Puppy Linux 4.3.1 (2012) を KXL-830AN で起動させていますが、これは正確には間違えです。

Puppy Linux 4.3.1 (2012) や Puppy Linux 5.5.1 , Puppy Linux 5.7.1 では、ブートの途中にて、PCMCIA の CD ドライブである KXL-830AN を見失って起動できなくなってしまいます。どうも vmlinuz が起動した時点で見失うようです。

この記事を書いていたときには、すでに本体マシン内のハードディスクに Puppy Linux の起動ファイルなどが存在していたため、CD ドライブを見失った後において、ハードディスク内のカーネルイメージを使って起動していたものでした。

そのため、 Puppy Linux を事前にインストールしていない状態では KXL-830AN で Puppy Linux を起動させることはできません。ご注意ください。(2015-02-12 訂正)

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