先日入手したソニー社の PCG-U3/P ですが、Puppy Linux 4.3.1 (2012) をインストールするために USB 接続のフロッピードライブへ PLoP Boot Manager を挿入して Puppy Linux 4.3.1 (2012) がインストールされた USB メモリを使って起動させた後、ハードディスクへインストールしていました。
Panasonic KXL-830AN と SONY PCG-U3P です。 |
今回は、たまたま手元にあったパナソニック社の PCMCIA 接続の CD ドライブの KXL-830AN を試しに取り付けたところ、この CD ドライブからも起動することを確認しました。今回の記事は単純に、この事実が嬉しくて書き込んでいます。
KXL-830AN の PCMCIA カードを PCG-U3/P のカードスロットへ挿入しているところです。 |
写真は KXL-830AN へ Puppy Linux 4.3.1 (2012) の CD を装着して起動させている様子です。ちゃんと起動させることができました!
KXL-830AN で Puppy Linux 4.3.1 (2012) を起動させている途中です。 |
Puppy Linux 4.3.1 (2012) の起動途中の様子です。 |
Puppy Linux 4.3.1 (2012) が完全に起動したところです。 |
この他、IBM 社の USB ポータブル CD ドライブなども試してみましたが、USB 接続で起動できるのは、基本的に USB フロッピードライブだけで、このフロッピードライブへ PLoP ブートディスクなどを装着することによって USB メモリ(ドライブ)からも起動できるだけのようです。こうした限られた状態の中で PCMCIA 接続の CD ドライブで起動できることは、背面の USB 端子を有効利用することも可能なため、大変有意義なことだと考えています。
PCG-U3/P の背面ポートの様子です。 |
USB 接続のフロッピードライブと USB メモリを背面ポートへ接続する様子です。 |
[参考 URL] Plop Boot Manager 5.0 - Download
http://www.plop.at/en/bootmanager/download.html
液晶表示のゴーストについて
たまたま気づいたことですが、前回 Puppy Linux 4.3.1 (2012) をインストールしたときにアイコンの背景にゴーストが出る症状があることを報告しましたが、今回は発生していませんでした。よくビデオ画面を確認すると、サイズが 800x600 (SVGA) となっていました。そしてビデオ画面の設定を液晶のドットサイズの 1024x768 (XGA) に設定すると、ゴーストが発生することを確認しました。ビデオサイズによって挙動が異なるようです。本機は、小さな画面なので、800x600 (SVGA) の方が使いやすいようにも感じました。[重大な訂正] KXL-830AN で Puppy Linux は起動できません!
本記事の中で Puppy Linux 4.3.1 (2012) を KXL-830AN で起動させていますが、これは正確には間違えです。Puppy Linux 4.3.1 (2012) や Puppy Linux 5.5.1 , Puppy Linux 5.7.1 では、ブートの途中にて、PCMCIA の CD ドライブである KXL-830AN を見失って起動できなくなってしまいます。どうも vmlinuz が起動した時点で見失うようです。
この記事を書いていたときには、すでに本体マシン内のハードディスクに Puppy Linux の起動ファイルなどが存在していたため、CD ドライブを見失った後において、ハードディスク内のカーネルイメージを使って起動していたものでした。
そのため、 Puppy Linux を事前にインストールしていない状態では KXL-830AN で Puppy Linux を起動させることはできません。ご注意ください。(2015-02-12 訂正)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。