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2014年11月13日木曜日

ASUS P4S800MX の BIOS アップグレード

FRONTIER のデスクトップ・パソコンに搭載されているマザーボードの ASUS P4S800MX の BIOS をアップグレードしました。

ASUS 社の公式ウェブサイトで P4S800MX の BIOS バージョン情報を確認してみたところ、現在使用されているものよりも新しいものがあったので、アップグレードしてみました。
現在 1006 Beta 001
更新 1011 Beta 002

アップグレードの方法は自分自身で起動できる DOS のブート・フロッピーディスクへ BIOS 用のフラッシュメモリを書き換えるソフトウェア(AFLASH.EXE)と BIOS データ(1011C.002)を保存したものを用意します。

このブート・フロッピーディスクからマシンを起動させて、DOS コマンドから AFLASH.EXE を起動させてアップグレードを行います。
A:\AFLASH.EXE

起動したところに現在の BIOS 情報が表示されます。

BIOS アップデート用のソフトウェア AFLASH を起動したところです。

そして万が一の時のことを考えて、現在使用している BIOS データをフロッピーディスクへ保管しておきます。この場合には選択部分で [1] を選択します。今回の場合、BIOS バージョンが判別できるように A:\1006.001 として保存しておきました。

Esc キーで保存モードを抜けたあと、いよいよアップグレードを行います。

[2] の選択を行なってリターンキーを押すと、アップグレード・モードへ移行します。

ここで書き換える BIOS データを指定します。今回の場合 A:\1011c.002 となります。

AFLASH へ BIOS データを読み込ませているところです。

ここで新旧の BIOS の情報が上部に表示されます。これで問題なければ、書き換えを開始します。

AFLASH で BIOS データを更新しているところです。

数秒で書き換えは終了します。Flashed Successfully と表示されれば、電源を切ります。再度電源を投入したとき、表示の冒頭部分に BIOS のバージョン情報が一瞬表示されますので、ここでアップグレードが行われたかを確認しておきます。

そして Del キーを押して BIOS 画面に入った後、念の為に BIOS 情報を初期化して、再度設定しなおしておきました。少しずつ BIOS のアップグレードを行なってきた場合と違って、一気にアップグレードしたため、一部に保存領域の食い違いなどが発生している可能性もあるため、 BIOS 設定の初期化を行なって万全を期すこととしました。

BIOS のアップグレードによって何か変わった点などはありませんが、精神的に最新の BIOS であるという安心感が得られました(笑)。

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