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2014年10月21日火曜日

中古メモリは検査品を購入しましょう(涙目)

いつものようにインターネット・オークションにてメモリを落札してきました。

ThinkPad R30 などで使用することを予定して PC133 の 512MB の二枚組のものを落札しました。

今回インターネット・オークションに落札してきたメモリです。

届いたメモリを ThinkPad R30 へ挿入してみると、マシンが起動しないのです。それも所有している二台ともです。さらに ThinkPad A30 へ取り付けてもマシンが起動しなくなってしまいました。電源は入るのですが、起動画面へ移行してくれないのです。それどころか、液晶パネルのバックライトさえも点灯しないのです。再度、正常メモリを装着するとちゃんと起動してくれます。

メモリに異常があるのは明らかでした。オークションの出品者のコメントとしては、「ノークレーム・ノーリターン」のいつもの文字が並んでいました。さらに「検査していません。」の文字も踊っていました。

やはり未検査のため不良品(二枚とも)であったようです。やはりインターネット・オークションなどで中古品を購入するときには、できるだけ出品者さんの自身による検査が行われているかどうか? をよく見極めて判断する必要がありそうです。

さて不良品の PC133, 512MB のメモリですが、目視で検査してみたところ、物理的に異常がありました。

一枚はメモリカードの端に並んだメモリチップのリード線などが破損していました。さらにもう一枚ではチップコンデンサが一個無くなっていました。どちらのメモリも物理的に手荒な扱いを受けていたことは明らかでした。

基盤の端の部分が元々何かによってギザギザ状態となっていました。
この傷のうち、深いものはチップのリード線の部分まで達していました。
チップコンデンサも吹き飛んで無くなっていました(笑)。
いったいどのように扱ったら、こんな小さな部品を飛ばしてしまうのか不思議でなりません。

とりあえずダメで元々ということで、メモリカードの端に並んだメモリチップのリード線を再ハンダ付けを行なってみました。

メモリカードは小さく軽いので、ボール紙へクリップで固定して再ハンダ付け作業を行いました。

一枚はなんとか動作して memtest86+ の試験を通過する状態に復旧させることができました。

しかしチップコンデンサが飛んでしまっているものはメモリチップの再ハンダ付けを行なってみたり、容量不明ながら他のジャンク部品から取り出したチップコンデンサをハンダ付けしてみましたが、回復することはありませんでした。

今回もよい勉強をしました(涙)。

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