最近行なっている方法は次の方法で意外と安全で簡単な方法だと思っています。よかったら試してください。なお作業は自己責任でお願いします。
使用するのは「銅箔テープ」です。よくキッチン用にアルミ箔のテープが販売されていますが、この銅箔になったものです。なぜ銅箔かと言えば電池の電線をこの銅箔にハンダ付けするからです。アルミ箔にはハンダ付けができません。このコネクタから伸びる電線をハンダ付けした銅箔テープをボタン電池へ接着することによって通電させる方法です。
以下は実際に作業をしている様子を撮影したものです。
我が家の ThinkPad 570 が電源投入時に CMOS エラーとなってしまいました。そこでボタン電池を取り出してみると液漏れとなっていました。このボタン電池を交換します。
液漏れしていたボタン電池 CR2030 です。 前回は直接ハンダ付けをしていました。 |
コネクタから伸びる電線の電池側ギリギリのところで電線を切断します。この電線の先っぽを銅箔テープの先端部分へハンダ付けします。銅箔テープは、およそ 1 センチ✕ 2 センチの大きさです。
銅箔テープへ電線をハンダ付けします。 |
この銅箔テープの粘着面の3分の1を折り返します。残り3分の1に粘着面が残っていますから、ここでボタン電池の表面に貼り付けてしまいます。粘着面は絶縁体なので電気は通りませんが、先ほど折り返した銅箔の表面部分もボタン電池の表面に接触する形となり、ここから電気を通すようになります。
銅箔テープを3分の1ほど折り返します。 |
折り返した銅箔テープの表面が電池と接触するように貼り付けます。 |
反対側も同様に銅箔テープを貼り付けます。 |
ボタン電池のプラス面とマイナス面に電線付きの銅箔テープを接着したところで、安全のために表面をセロテープのようなもので覆います。これでボタン電池が新しいものに交換されました。これをパソコンの元あった場所へ戻せば完了です。
絶縁のために表面をセロテープで巻きます。 |
次回交換時も銅箔テープの粘着面が十分な粘着力が残っていれば、そのまま使いまわすことも可能だと思われます。
ハンダ付けという作業がありますが、意外と簡単で速く作業を済ませることができます。一つの参考としてください。なお作業は自己責任でお願いします。無理だと思ったら、メーカーや修理を請け負う業者さんなどで電池の交換をしてもらってください。
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