バッファロー WLR-UC-G の外観 |
本機は側面にある小さなスイッチの切換によって通常の無線 LAN アダプタとして動作する他に、ネットへ接続した Windows パソコンを経由して無線 LAN アクセスポイントとしても動作するようになっています。実はこの機能のことは入手して初めて小さなスイッチを発見することによって知ることが出来たものです(笑)。我が家では Windows パソコンの出番もないため、アクセス・ポイントとしての使い道は無さそうです。
WLR-UC-G の切換スイッチ |
ノートパソコンの USB 端子へ挿して、システムに認識させてみました。lsusb コマンドで素性を調べようとしましたが、使用しているチップセットの手がかりとなるような表示を発見することができませんでした。しかし無線 LAN 環境へ接続してみると rt73usb ドライバが使用されていることが判明しました。どうも Corega CG-WLUSB2GPX と同様に RT2571W などが使用されている模様です。
データの転送速を計測してみました。100MB ほどの単一ファイルを FTP 転送でダウンロードする時間から計測するものです。合計5回計測を行った平均を求めています。比較として Linksys WPC54GS (BCM4306) と Corega CG-WLUSB2GPX (RT2571W) と一緒に計測を行いました。
- WLR-UC-G : 2,611KB/s (20,888Kbps)
- CG-WLUSB2GPX : 2,622KB/s (20,976Kbps) 速度計測比較用
- WPC54GS : 2,657KB/s (21,256Kbps) 速度計測比較用
三機種ともだいたい 2.600KB/s の転送速度を有しており、平均的な 802.11g の無線 LAN アダプタの性能を有していました。
上は WLI-UC-G、下は WLR-UC-G 似た名称となっていますが、シリーズものの一環だったのでしょうか。 |
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