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2014年1月20日月曜日

Puppy Linux Precise-5.7.1JP をインストール

ようやく Puppy Linux の Precise-5.7.1 JP が公式版がようやくロールアウトしてきました。早速、いつも使っているデスクトップ・パソコンへインストールしてみました。

Puppy Linux Precise-5.7.1 JP のデスクトップ画面です。

インストーラーがより実践的な形に改良されていて好感がもてました。いつものユニバーサル・インストーラ経由ではなく、直接ハードディスクへインストールする画面へと切り替えてくれます。いつもインストール作業をしている人からみえば、逆に「いつもと違う」という違和感を感じてしまいますが、初めてのパピーユーザのことを考えるとこの方がより好ましいものと思われます。

手始めにブラウザのアイコンをクリックしてみたところ Opera が起動しました。このところ軽量 Linux は、どれも Opera を標準ブラウザにしているようです。たしかに SeaMonkey はバックグラウンドでメールのアクセスを行い、このメールアクセスの時間に使用しているブラウザの動作が鈍くなるなどの弊害を感じることもあり、Opera への切り替えも納得のゆくものです。

ただ私はあまり Opera が好みではないので、Firefox をインストールすることとしました。 パッケージマネージャでインストールを行いましたが、すでにリポジトリが古くなっているようです。このリポジトリの更新を行ってインストール作業を続けました。
リポジトリの更新は、パッケージマネージャの「パッケージマネージャの設定」の中にある「データベース更新」の「ただちに更新」をクリックすると更新可能です。更新には問い合わせがありますが、すべて「エンターキー」で更新してください。
firefox_26.0+build2
firefox-locale-ja_26.0+build2

デスクトップのブラウザのアイコンも Opera から firefox へと切り替えました。
以下のファイルを修正しました。firefox とある部分を opera から書き換えました。
「セットアップ」>「Defaults-chooser 規定のアプリ」
ブラウザ : /usr/bin/firefox
そしてメールは Thunderbird をインストールしました。
thunderbird_24.2.0+build1
thunderbird-locale-ja_24.2.0+build1

そしてデスクトップのアイコンもブラウザ同様に切り替えました。
「セットアップ」>「Defaults-chooser 規定のアプリ」
Eメール : /usr/bin/thunderbird

後はパスワード管理のために keepassx などもインストールしておきました。

しばらくこの Precise-5.7.1 JP を使ってみて、様子を観察してみたいと思っています。

3 件のコメント:

  1. 電算機孝行様
     貴記事大変参考になります。ありがとうございます。
    小生も妻用の古いPCにpuppylinuxをインストールしました。インターネット接続はできたのですが、operaが全く動きません。(一度機能したのですが、再起動後反応しなくなりました。CDが壊れたかと思い焼直しても変わりません。途方にくれています。
     ヒントでも教えていただければ誠に幸いです。横田

    返信削除
  2. 電算機孝行様
     貴記事大変参考になります。ありがとうございます。
    小生も妻用の古いPCにpuppylinuxをインストールしました。インターネット接続はできたのですが、operaが全く動きません。(一度機能したのですが、再起動後反応しなくなりました。CDが壊れたかと思い焼直しても変わりません。途方にくれています。
     ヒントでも教えていただければ誠に幸いです。横田

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  3. お問い合わせありがとうございます。

    opera が動作しない件ですが、何かのトラブルが発生したものと思われます。

    とりあえず、画面上の左上にある「ファイル」を開いて、メニュー欄の「目玉」のアイコンをクリックして隠しファイルが表示されるようにしてください。
    この中に「.opera」というフォルダを見つけられるはずです。そしてこのフォルダの中の「cache」というフォルダに更に移動した後、この「cache」フォルダ内の全てのファイルを選択して削除してみてください。運がよければ、これで Opera が起動するかもしれません。

    上記の「cache」の削除で上手く動作しない場合は、次の方法があります。

    個人ファイルを全て削除しても構わないのでしたら、Puppy Linux の個人ファイル(precisesave.4fs)を削除して初期化してしまう方法もあります。初期設定から全てやり直さなければならないのですが、一番確実な方法です。Windows をそのまま残している状態でしたら、C ドライブのどこかに「precisesave.4fs」という個人データを保存しているファイルが存在するはずです。このファイルを Windows 上で削除した後、再度 Puppy Linux を起動させてみてください。Puppy Linux が完全に初期化された状態で立ち上がってくるはずです。この後 Opera の設定を再度行ってみてください。

    これで上手く動作することをお祈りしています。

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