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2013年12月20日金曜日

ThinkPad i 1465 ( 1400 series ) を入手しました

先日の ThinkPad 310E のメンテナンスも手付かずのうちに、新しく ThinkPad i series 1465 (2621-465) をインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手した ThinkPad i 1465 です。

ここ数年は11月から12月にかけて中古パソコンの入札率が高くて、なかなか思うような価格で落札できないことがほとんどでした。しかし今年は異変があるようで、欲しいと思う中古 ThinkPad が次々に落札できてしまうのです。それも安価で競り合うことも無く落札できてしまうことも度々です。いったいどうしたのでしょうか? これもアベノミクス効果なのでしょうか? それとも来年(平成26年)4月に消費税が5%から8%へ増税されるために高額商品をこの冬のボーナス時期に購入するためなのか、中古市場に閑古鳥が鳴いてしまっているようです(笑)。 まあどのような理由であれ、欲しいものが入手しやすくなっていることは嬉しいことです。

写真は届いた ThinkPad i 1465 です。ThinkPad i 1400 シリーズの一つです。CD ドライブを CD プレーヤとして使うこともできるように、前面パネルに CD ドライブを操作するスイッチや選曲を表示する液晶パネルが設置されているのが特徴です。また音楽がよく聞こえるように液晶ディスプレイパネルの下部にステレオ・スピーカを設置して、音楽が直接耳に届くように工夫されています。CD による音楽を楽しむパソコンというのが10年以上前に流行っていたことを思い出させる製品となっています。

パームレストの部分には機能説明シールが残っていました。
CD ドライブをプレーヤとして使う操作部分です。
天板を閉じても CD プレーヤとして使えるようにしてあります。

この ThinkPad i 1465 の底面を観察すると、ThinkPad 390 といくつかの共通点を発見することができます。

充電バッテリのロック機能のボタンの構造やキーボードを打ちやすくするために後部を持ち上げる足の構造などです。そして CD ドライブのイジェクト・ボタンもそっくりです。そして入手した ThinkPad i 1465 の液晶パネルを支えるネジの周囲の筐体に割れ目が生じていて、ThinkPad 390 にも同様に液晶パネルを支える部分の筐体が割れることに共通しているようです。どうも同じ外注メーカーで設計製造されたのではないかと想像しています。

底面にある充電バッテリ開放ボタンです。
底面奥にあるチルトスタンドです。
筐体に割れが発生しているのが見えます。
CD ドライブのイジェクトボタンも ThinkPad 390 とそっくりです。

さて本機の電源を投入してみました。CMOS 用のボタン電池が消耗しているようで、CMOS エラーが発生しています。BIOS 画面で時計を設定しようとすると、動作が停止して、一切のキー操作ができなくなってしまいます。どうも CMOS 用の電池と内部時計の電源が共通化されているようです。この辺も ThinkPad 390 と同様のようです。ただし CMOS 用のボタン電池がメモリスロットの周囲に見当たらず、どうも本体を分解して内部で交換をする構造となっているようです。そのため簡単に CMOS 用のボタン電池を交換して動作確認ができないのが残念です。

起動画面の様子です。
CMOS 電池の消耗とタイマー回路の異常を警告しています。
BIOS 画面で時計を合わせようとするとフリーズします。

今後、本体を分解して内部の掃除をすると共に、CMOS 用のボタン電池も交換したいと思っています。

メモリは 64MB でしたが、とりあえず Puppy Linux 4.3.1 が起動しました。

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