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2013年9月23日月曜日

プラネックス FNW-3600-T 有線 LAN アダプタ

プラネックス社の有線 LAN アダプタ FNW-3600-T をインターネット・オークションにて入手しました。これで兄弟の FNW-3600-TX と合わせて三個(三種類)入手したこととなります。

今回入手した FNW-3600-T です。
梱包箱の状態で入手することができました。
T-ZONE価格3,850円、発売当時は結構な値段だったようです。

この FNW-3600 シリーズは、 NE2000 互換の DL10022 チップを使用している模様で、NE2000 互換ドライバ(linux の場合 pcnet_cs)で動く有線 LAN アダプタです。型式番号の末尾の T がカプラーケーブル方式の製品で、TX がカプラーレス形式の製品となっています。接続の安定性は接点の少なさや堅牢性からカプラーレス形式の製品の方が有利なのですが、二段形式の PC スロットを備えているノートパソコンで上下の PC スロットへ二枚のカードを挿入する必要がある場合などでは、どうしても本製品のようにカプラーケーブル方式を選択する必要がある場合があります。そのためか、ユーザーの利便性を考慮して二種類の方式の製品を同時に出しているメーカーも存在していたわけです。
なおカプラーケーブル形式の PC カードは、カプラーケーブルを取り外した上で、ノートパソコンへ挿入・取り外しするのが基本的な取扱い方法です。カプラーケーブルのコネクタはとても繊細なので、コネクタの接点へ外圧を与えないようにするためです。

三種類の FNW-3600 シリーズです。

中古品でしたが、以前のオーナーさんの使用方法や保存方法が大変良かったために、カプラーケーブルの接続コネクタの緩みもなく、とても良好な状態で入手することができました。過去の事例からもカプラーケーブルの接続コネクタの接触不良が心配でしたが、全然問題ありませんでした。

ほとんど使用することなく保存されていた模様です。

ついでにプラネックス社の手持ちのカプラーケーブル方式の有線 LAN アダプタを並べてみました。FNW-3600-T (左)と FNW3700-T (右)は、ともに 16 bit バスの PCMCIA 形式となっていますが、中身の IC チップはより新しい Asix AX88190 となっています。そしてカードバス形式の FNW-3601-T (中央)は DS21142/43 の Tulip 互換チップとなっています。

左:FNW-3600-T、中央:FNW-3601-T、右:FNW-3700-T
ここしばらく、古いパソコンために DOS 回帰の傾向があるため、MS-DOS ドライバーが用意されていて、実際によく動作する FNW-3600 シリーズが増えて行くのは、今後の趣味活動への励みとなります(笑)。安価であれば、まだまだ入手しておきたい有線 LAN アダプタです。

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