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2013年8月27日火曜日

Buffalo WLI-U2-KG54L 無線 LAN アダプタ

BUFFALO WLI-U2-KG54L は今回入手した無線 LAN アダプタの中で唯一何の問題もなく動作する無線 LAN アダプタでした。

Buffalo WLI-U2-KG54L 外観です。

本機は USB 2.0 に対応しているため、ThinkPad G40 の USB ポートを使用して Puppy Linux Precise 5.5.0 JP と Knoppix 7.2.0 にて動作試験を行ってみました。読み込まれたドライバは zd1211rw でした。コントローラチップには ZyDAS ZD1211B が使用されている模様です。動作は PC カード型の無線 LAN アダプタと遜色ないものでした。

動作中の WLI-U2-KG54L です。
黄色い LED ランプが点滅をして動作状況を知らせてくれます。

スティック型の無線 LAN アダプタということもあって、ノートパソコンからはみ出す部分が大きく、パソコンを使用する環境によっては取扱いに注意する必要がありそうです。ただこの長さ故、無線 LAN の電波の受信状況も良好なものとなっています。なお新品の状態では短い USB 延長ケーブルが付属している模様です。

100MB の単一ファイルの FTP ダウンロードで通信速度を測定してみたところ、平均値で 2,841 KB/s ( 19,848 Kbps) という好結果が得られました。また通信中の転送状況も良好で大きな転送速度の変化もなく安定して通信をしているのを確認しました。

ThinkPad G40 の USB2.0 での通信状況

なお参考として USB 1.1 のポートを持っている ThinkPad R31 においても通信速度の足底を行ってみました。USB 1.1 の通信速度の制約以上の遅さの速度となって驚きました。結果は、平均値で 424 KB/s ( 3,392 Kbps ) となりました。また通信時のグラフも乱れぎみのものとなっていました。もしかすると ThinkPad R31 本体から発せられる微弱な電波が影響しているのかもしれません。

ThinkPad R31 の USB1.1 での通信状況

Linux の環境で使用する USB 無線 LAN アダプタとしては、お奨めのものだと思いました。

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