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2013年2月24日日曜日

MITEL 5330 電話機

もう半年ほど前にインターネット・オークションで入手していたものです。電源が PoE だけしか方法がなく、PoE アダプタ(インジェクタ)を入手するのに時間が掛かってしまって、なかなか動作確認ができませんでした。今回非純正品(I/0 DATA POE-PS)ながら PoE アダプタを入手することができたため、設定や動作確認を行ってみました。


電話機の背面の様子は LAN ケーブルと受話器へのケーブルの二本だけしか出ていません。


ネット上を検索すると MITEL の電話機を日本で使用してブログなどに掲載している人は少ないようで、主に海外のブログなどを参考にさせてもらいました。

電話機の設定が SIP 方式となっていないため、まず最初に SIP 方式へモード変更しました。そして電話機に設定した IP アドレスへ直接ブラウザでアクセスを行って細かな設定を行いました。いつも asterisk を操作している人であれば設定できる内容です。特に注意点もありませんでした。

asterisk 経由で内線電話との間で通話試験を行いました。とりあえず問題なく動作してくれました。

MITEL 5330 の使用感ですが、受話器を強く握ってもギシギシと音がすることもなく上質な感じで、音質も大変良いものと感じました。またスピーカーによる音声も聞き取りやすい音質のように感じました。スピーカー使用時のハウリングも比較的抑制されている方だと感じます。


そして着信時には着信音だけでなく、右肩の部分にある LED が赤く点滅して知らせてくれます。


着信音のムービーです。


比較的良好な MITEL 5330 ですが、いくつか気になる点もあります。一つは、電源投入時の起動時間です。およそ三分程度かかります。電源を切っていてすぐに使用しようとした場合、まったく対応ができません。常時電源を入れておけば解決なのですが、電源が入っている状態では正面中央部にある液晶パネルが常に点灯している状態となっています。時間が経過すると明るさが一段暗くなりますが、まったく消灯することはないようです。この液晶パネルが常時点灯していることが気にならない人は常時電源を入れたままでもよいのかもしれません。

とりあえず簡単に使用できるまでに設定したのですが、実は多くの設定項目があり、いろいろな情報を液晶パネルへ表示できるのだそうです。しかしまだそのような設定をするまでには至っていません。そのうち時間が出来たときにでも設定してみようと思っています。

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