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2013年2月25日月曜日

IBM 10/100 EtherJet CardBus Adapter

ThinkPad 愛好家として、IBM ブルーのストライプの絵柄を見てついうっかりインターネット・オークションで落札してしまいました(笑)。


届いた商品をよく眺めると Xircom と色違いの同様のカプラーケーブルが付属していました。スリットの部分に二個の LED が埋め込まれているのも同様です。


Puppy Linux 4.3.1 (2012) で認識させてみると、xircom_cb という先日の Xircom RBEM56G-100 と同じドライバを読み込んでいました。そして lspci -v で PC カード情報を読み取ってみたところ下記のとおり Xircom 社の製品であることが判明しました。どうやら IBM 社へ対する相手先生産(OEM生産)のもののようです。
Ethernet controller: Xircom Cardbus Ethernet 10/100 (rev 03)
Subsystem: IBM 10/100 EtherJet Cardbus Adapter

そしてカプラーケーブルのプラグ部分は今までに見たことのない形式のものでした。プラグの接点を保護する金属製のフレームの形状が大きくしっかりしたものとなっていました。これであれば今まで数多く遭遇した接触不良にならないのではないかと期待しました。しかし何とカプラーケーブルの先端にある LED がケーブルの角度などによって点滅をする状態となっていました。どうやらこのプラグの形式でも接触不良が発生することを確認しました。このプラグの接点も針先などを使って起こしてやれば接触が改善される可能性がありますが、いかんせん小さい接点ですので躊躇しているところです。


中古で購入した有線 LAN アダプタのうち、カプラーケーブル方式のものが一様に接触不良となってしまうのはどうしたものでしょうか?販売されて10年以上の時間が経過した製品ですので、プラグを構成するプラスチック樹脂が変形をしてしまって接触不良に至ってしまったのでしょうか?それとも長年接触したまま保管をしていると、接点の金属(金メッキをした燐青銅か?)が変形を記憶してしてしまって電気的接触を維持出来なくなっているのでしょうか?何となく接点の金属が変形してしまったとすると、バネの性質を生かしたまま保管するにはプラグを抜いて、PC カード本体とカプラーケーブルを分離する必要があるのかもしれません。しかし保管方法が悪ければ PC カード本体とカプラーケーブルが別々に行方不明になってしまう危険も付き纏います。ちょっと悩ましいところです。


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