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2013年1月20日日曜日

富士通 LX50M へ Puppy Linux 4.3.1 をインストール


富士通 LX50M は内部時計だけでなく、ビデオ回路周辺も普通のパソコンとは異なっているようです。最新の Puppy Linux 5.2.8 では無事起動することが出来ましたが、古いバージョンの Puppy Linux を起動させると xorg のドライバが上手く認識できないようです。例えば Puppy Linux 4.3.1-2012 の場合、CD ドライブから通常起動させた場合、どんどんハードウェアを認識して起動してゆくのですが、最後に画面が真っ黒なまま、ワンワンと起動を知らせる Puppy の鳴き声が聞こえてしまいます。

調べてみたところ、xvesa であれば無事起動することが出来ました。もし LX50M を所有している読者さんがいらっしゃいましたら、次の方法で起動させてみてください。

Puppy Linux 4.3.1-2012 を書き込んだ CD-R を CD ドライブへ挿入して電源を投入します。まず最初に表示される grub4dos の選択画面の中から「Advance menu」を選択します。


次に「Puppy safe mode」で起動させます。


通常であれば自動設定されるキーボードの選択画面が表示されます。ここでは日本語キーボードを選択するために一番最初の「JP (Japan)」を選択します。


次にビデオ設定を行います。「Xorgwizard」を選択して先に進みます。


通常であれば「xorg」を選択するところですが、ここでは「xvesa」を選択します。


すると「800x600x16」のモードでとりあえず起動します。


この設定画面で本来の「1280x1024x24」へ切り換えます。右下の「変更」ボタンを押して画面が正常に「1280x1024x24」のモードで切り換わることを確認します。


ちゃんと「1280x1024x24」のモードへ切り換わったことを確認して、右下の「OK」ボタンを押して xvesa の設定を終了します。


すると Puppy Linux の初期設定の画面へ移行しますので、ここからは従来どおりの方法で設定すれば大丈夫です。


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