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2012年12月15日土曜日

ThinkPad T30 も無線LANカード交換

メモリ・スロットの修理が終わった ThinkPad T30 ですが、他の ThinkPad と同様に mini-PCI 無線LANカードの交換を行ってみることとしました。

現在は Xircom 社製造の 802.11b 無線LANとアナログモデムのコンボカードが設置されていました。何故かこのコンボカードの表に巻きつけてある白いシールの表記には intel の文字も入っています。


Puppy Linux でこのコンボカードの無線LAN部分の情報を読み取ってみると Intersil の Prism 2.5 のチップが使用されていることが分かりました。そして我が家の無線LANアクセスポイントへ WPA2-AES 接続も難しいようです。やはり交換するのが正解のようです。

mini-PCI 無線LANカードを新しくインターネット・オークションで落札してきました。Broadcom 社の BCM4318 チップを使用したものです。これを取り付けてみることとしました。この mini-PCI 無線LANカードの交換によってアナログモデムの機能は失われることとなりますが、もう使用することもないものなので不便はありません。


Broadcom BCM4318 チップの mini-PCI 無線LANカードの装着の前に ThinkPad T30 のBIOS のアップデートと1802 エラーの対策を行っておくこととしました。

現在の BIOS のバージョンは次の通りです。
BIOS --- 1.06c (1IET26WW)
Embedded Controller --- 1.00a


現在の Lenovo 社のウェブサイトから最新のバージョンの BIOS と Embedded Controller をダウンロードしてきました。いつものようにフロッピーディスク版です。そしていつものように BIOS からアップデートを行いました。BIOS も Embedded Controller もアップデートが終了して次の最新バージョンとなりました。
BIOS --- 2.10 (1IET71WW)
Embedded Controller --- 1.07


この BIOS アップデートに引き続き、無線LANカードの 1802 エラー解消パッチを適用させました。これも ThinkPad X40 と同様に BIOS へ no-1802 のプログラムを実行しました。

新しい BIOS の状態で ThinkPad T30 がちゃんと起動することを確認した後、本体底面にある mini-PCI スロットへ Broadcom BCM4318 チップの無線LANカードを設置しました。


新しい無線LANカードを取り付けた状態で Puppy Linux を起動させたところ、ちゃんと無線LANカードは認識されて通信もできました。


しかし何度か電源を切ったり/入れたりすることをしていると、無線LANカードが認識されないことがあることが判明しました。


もしかしてこの mini-PCI スロット部分のハンダ付けが不良なのでしょうか?見た目にはメモリ・スロットの端子と似ています。この mini-PCI スロットの端子のハンダ付け不良の可能性も高いようです。前回のメモリ・スロットのハンダ付けでかなり苦労をしているので、この mini-PCI スロットのハンダ付けには躊躇しているところです。


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