インターネット・オークションで SIP 電話機 SNOM 300 を安価にて入手しました。以前からチャンスがあれば欲しいと思っていた機種だけに、落札出来たときにはほくそ笑みました(笑)。
今時、東京から広島まで宅配が二日もかかってようやく到着しました。急いで梱包を解いて、本機を取り出しました。以前の持ち主は綺麗に使っていたようで、細かな部分にホコリが若干付着していましたが、大きな傷や汚れのない美品でした。とってもラッキーでした。
早速、自宅サーバーの asterisk へレジストして通話試験を行ってみました。
通話などは問題なくできました。しかし初めての SNOM の機種は取扱いがよく解らないため、SIP の設定など結構時間を要してしまいました。
さらに通話発信ではダイヤルをするのに「#」キーではなく、「レ(チェックマーク)」キーで行うのには戸惑ってしまいました。今までが CISCO や LINKSYS、Graundstream などのアメリカ勢の機種ばっかりだったので、ドイツ流儀という新しい文化にやられてしまいました(笑)。
通話の音声は、ノイズや圧縮時の詰まり感もなく綺麗に聴こえました。全体的な作りもよく、好印象を全体的に受けました。特に気に入ったのはダイヤルボタンの押し込む感触の良さです。ボタン自体の遊びの少なさも相まって気持ちよくダイヤルすることが出来ます。
ただ一点だけ気になったのは受話器を握ったときの「ギシギシ、ギュッ」音です。CISCO の受話器などは大柄な米国人男性が殴りつけても決して壊れない感じのするしっかりしたもので、手で握って音がすることが無いものだけに、SNOM の機種の握り音はちょっと意外な感じでした。
とは言っても、その他の部分の出来具合がよかっただけに、そんな些細なことに気になったのでしょう。
とてもよい買い物をさせていただきました。
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