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2011年6月16日木曜日

Ubuntu 11.04 Natty Narwhal へアップグレード

以前から ubuntu 10.10 Maverick Meerkat を使用していたマシン ( IBM NetVista M41 Slim ) を久しぶりに起動させると ubuntu 11.04 Natty Narwhal へのアップグレードを勧める表示が出ていました。


今まではずっと放置してきたのですが、今日は梅雨の大雨ということもあって時間を持て余していることからアップグレードをしてみることとしました。

アップグレードはこのアップグレードの勧告表示から開始しました。


右下に赤く表示されている「今すぐアップグレードする」をクリックするとアップグレードがすぐに開始されました。

まずはアップグレードの準備となっていて、現在のシステムの状況を調べているようでした。



次に新しいソフトウェアチャンネルの設定という表示となりました。


どうもアップグレードによりソフトウェアの構成が変わってしまうようで幾つかのソフトウェアが廃止されたことが警告されていました。


この警告を確認した後、アップグレードを継続しました。必要なソフトウェアをサーバーからどんどんダウンロードしていました。


しばらくするとアップグレードに必要なソフトウェアをすべてダウンロードしてしまったようでインストール作業に入りました。


しかしここで残り時間を確認すると最初に5時間とか表示されて驚きました。すぐに時間は短くなってゆきましたが、この作業中にはどれほどの時間が必要か不明でした。
結果はおよそ1時間30分程度でした。インストール開始からソフトウェアのダウンロード完了までがおよそ15分だったので合計1時間45分の作業でした。



アップグレードの作業は淡々と進み終わりに近づいたところで二点の問い合わせがありました。

一つはこの GRUB の設定のものです。「現在インストールされているローカルバージョンを保持」でそのまま「進む」をクリックすると GRUB の部分を自動的に再設定していました。


そしてもう一つは以前 SCSI 接続のスキャナーの設定を行っていたものでした。sane.d の設定内容を見直していたものですが、もう現在はスキャナーの使用は考えていないため「置き替え」を選んで先に進みました。


アップグレードが完了するとシステムのクリーンアップ(掃除)が行われていました。


そしてもはや使用しなくなったソフトウェアの消去を案内する表示が現れました。これらも全部きれいさっぱり消去させておきました。何か問題があれば再びインストールすればよいことですから。


再起動(リブート)を求める表示となったため、このまま再起動させました。


最初の起動のときに ubuntu 11.04 の目玉となるはずの Unity がこのマシン上で起動できないということで Classic 画面へと切り替えるようにとの表示が現れました。このまま進むと自動的に Classic 画面(従来からの画面)で起動しました。どうも Classic の問い合わせは最初の一度きりのようで以降は何も問い合わせがなく Classic 画面で立ち上がるようになりました。少し期待していた Unity の画面が見られないのが少し残念でした。

やはりプロセッサが Pentium 3 世代の Celerom 1.1GHz ということもあり、以前の 10.10 よりも緩慢さを感じるようになってきました。いつまでこのマシンで ubuntu を操作することが出来るのでしょうか?

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