ページ

2010年12月20日月曜日

玄人志向 GbE-PCI2 (VT6122) のデータ転送試験


玄人志向の GbE-PCI2 のギガビット・ネットワークカードの FTP 転送試験を行ってみました。

このカードは数年前にパソコンショップで普通に購入していたものでした。かなり安くなっていたので取り合えず2枚購入して FreeBSD がインストールされたマシン同士でデータの受け渡し状況を確認していたものでした。

当時は VIA VT6122 用のドライバーの出来がよくなかったのか /var/log/messages にエラーログがズラリと吐き出されている状況でとても使用に耐えるものではなく、長く放置していたものでした。

Linux 側ではドライバーの開発や対応が早めのため、上手く動作することを期待して試験を行ってみることとした訳です。もちろんこの数日間のギガビット対応のネットワーク整備に関連したものです。


今回は Debian Lenny がインストールされているマシンへ取り付けてみて FTP の転送速度の状況を確認してみました。VT6122 の GbE-PCI2 は via_velocity のモジュールで認識されていました。

結論は 30,863KB/s (5回測定の平均値)となりました。

Intel や 3com のネットワークカードが 66,000KB/s 程度ありましたので、その半分程度の速さしかありませんでした。

ハードウェア的にこれが限界なのか?それともドライバーの作り込みがまだ不十分なのでしょうか?やっぱり値段相応の性能なのでしょうか?

ネット上を検索してみるとドライバーモジュールについて独自のビルドを行っている人もいるようで、まだまだ速度が伸びる可能性も持っているようです。個人的にももう少し研究をしてみたいネットワークカードです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。