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2010年11月27日土曜日

NEC VL370/4 へ ubuntu 10.10 をインストール (1)


友人が所有している NEC VALUESTAR VL370/4 (Celeron 1.7GHz , mem=740MB , VL300/4 の量販店モデル) へ ubuntu 10.10 をインストールすることとなりました。しかし話がとても長くなるのでいくつかの記事に分けで書きたいと思います。

このパソコンは3年ほど前に私が整備したパソコンでした。ハードディスクの調子が悪くなり交換を兼ねて容量を増大 (80GB -> 320GB) とメモリの追加 (256MB + 512MB) を行っていました。

整備をする前後に新しいパソコンを友人が購入したことからこのパソコンはほとんど使用されることなく眠っている状態だったそうです。そこでこの有休中のパソコンの活用として ubuntu をインストールして使用することを提案したところ、これに賛同してインストールすることとなりました。ちょうど現在使用していたパソコンを gparted を使って容量変更している時間がたくさんあったものですから。

いつもメンテナンスで持ち歩く Live-CD のセットの中に ubuntu 10.04 TLS があったものですから、これをインストールしてみることとしました。

320GB のハードディスクはおよそ半分ずつに二つのパーティションに分割されていて、C ドライブには WindowsXP home がインストールされている状況で D ドライブは使用されていない状態でした。そこでこの D ドライブの部分へ ubuntu 10.04 をインストールしてみました。

特に問題なくインストールが終了したかのように思えました。しかし再起動のときにハードディスクの write error が DMA 関連で発生していることを示す表示がありました。また起動にも非常に時間が掛かる状況でした。後で起動時間を計測して分かったことですが2分50秒も時間が掛かっていました。Celeron 1.7GHz の CPU が搭載されているパソコンとしてはとても時間が掛かっていました。

さらにディスプレイの画面をみると絵柄は出ているのですが、何だか階調がおかしい状況でした。何が表示されているのかは分かるのですが、とても見難い感じでした。特に文字の部分などでは縁取りがあるような感じでした。

こんな状態になるとは思ってもいなかったためどうしたものかと思ってしまいました。

そこで Puppy Linux 4.3.1 の Live-CD で起動させてみると、どうもディスプレイ関係は xorg で表示させると上記のような表示になるようで xvesa だとまともな階調となることが分かりました。

作業はここで時間切れとなり、パソコン本体を預かって自宅で問題点の解決を図ることとしました。

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