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2010年10月24日日曜日

SONY Clie で無線LAN


久しぶりに Clie でネット接続を行いました。

写真は現在所有している Clie PEG-NZ90(左) と PEG-NX70V(右) です。この他 NX70V のカメラなし機種の NX60V があります。

NX70V と NX60V は現在でも外出したときのメモ帳として活躍しています。昔 willcom の携帯電話を経由してメールの受信も最初のころには試みたことがありますが、あまりにレスポンスが悪く、普通の携帯電話でメールをチェックした方が楽ちんで簡単でした。

ここにきて我が家の無線LAN環境の見直しの一環で、もうネット接続をすることはないと思っていたこれらの Clie も無線LAN経由のネットをしてみたくなり、いろいろとやっていたわけです。

もうどれもバッテリーの消耗が激しく、無線LANカードを接続して安定して動作させることができるのは NZ90 だけとなっていました。もちろんクレードルに載せて外部電源を補給しながらであれば、どれだけ長く通信しても大丈夫なのですが、せっかくのハンディー機器をクレードルの上だけで使用するのはちょっと悲しい気持ちです。


さて無線LANでの使用した感想は、もともと大きな重たいページが表示できないこともあり、テキスト中心だと一瞬でデータの転送が終了して画面に表示される感じです。ストレスフリーです。このような小さな機械は動作が遅いものが多いのですが、palm ゆずりの軽快動作でした。

さて無線LANのアクセスポイントとして使用しているのは、あのオーバークロックで苦労した Buffalo WBR2-G54 です。いろいろ設定して動作確認が終了したところで、最後は 802.11b 専用のアクセスポイントとなってしまいました。

セキュリティが WEP しかないので次のような運用をすることとしました。

第一は接続するときにだけアクセスポイントの電源を入れることです。もうこれしかないようです。もう Clie からネット接続で実用的な使い方をすることはないと考えています。機械として操作感を楽しむ?ことを考えています。そのためこの一時的な気持ちに応えるだけの接続時間があればよいと思っています。

その他には以下のような設定をしました。

電波出力は最小設定の 1mW としました。

SSID の発信を止めて少し発見しにくくしました。Clie と通信している間は SSID が流れてしまうので結局第三者から発見されてしまうのですが。

使用する無線LANカードの mac でフィルタリングをして、外部から侵入しにくくしました。しかしこれも mac 値が傍受されると意味がありません。

日本だけの14チャンネルで通信をすることとしました。昔は当然のようにあった14チャンネルですが、現在は世界的な流れからか13チャンネルまでしかりません。他のチャンネルとの干渉を避ける意味合いもあり、この14チャンネルを使用することとしました。

なんだかんだと対策を考えても、手練の無線LANクラッカーにかかればイチコロであることは明かです。一番よい対策方法は WPA2 が使用できない無線LAN機器による通信はしないことのようです。しかしなぜか Clie は有線LANカードに対応していないのですよね。有線の対応は電話のモデムだです。便利なのか不便なのか。

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