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2010年10月26日火曜日

Puppy Linux 4.3.1 で無線LANのバグ

何となく発見してしてしまいました。

Puppy Linux 4.3.1 が無線LANの 12ch と 13ch の電波を拾わないことを。

たまたまアクセスポイントのチャンネル変更をしながら電波の干渉状況などを観察していました。

たまたま立ち上げてあった Puppy Linux で動作中の ThinkPad X22 がアクセスポイントを見失ってしまいました。

最初は無線LANカードが壊れてしまったのだと判断して新しいカードに交換しましたが状況が変わりませんでした。braodcom 系のチップのカードだったので、atheros 系のチップの無線LANカードに交換しましたが状況が変わりませんでした。

ここまでくると ThinkPad X22 が壊れてしまったのかと思って、一旦電源を落として再度立ち上げました。このときはもう一つの OS としてインストールされていた debian lenny でした。

この debian lenny では何事もなかったかのように順調に無線LANのアクセスポイントを通信をしています。無線LANカードを交換しても異常は見当たりませんでした。

そこで再度 Puppy Linux で立ち上げるとアクセスポイントを発見できませんでした。

どうも Puppy Linux に問題がありそうだったので、他のパソコンの Puppy Linux を立ち上げて確かめてみると確かにアクセスポイントを発見できません。チャンネルを変更してみると再びアクセスポイントが見えるようになります。いろいろとチャンネルを変更して調べてみると 12ch と 13ch が見えないようです。


11chで見えていた SSID "goose7001" です。
しかし 12ch にすると SSID "goose7001" を見失ってしまいました。

端末からコマンドでスキャンをしても目的のアクセスポイントを発見できません。どうも GUI 部分の問題ではなく、基幹部分で問題が発生しているようでした。

英語版 Puppy Linux 5.1 で確かめてみるとちゃんと12ch も 13ch も発見することが出来るので 4.3.1 特有の問題のようです。いずれ日本語版の Puppy Linux 5 系が出てくると思われますので、今更このバグを直すことはないと思いますが、完成度が高く気に入っていたバージョンだっただけに残念な感じでした。


2011-03-23 この問題を対策しました。

Puppy Linux でも日本規格の無線LANへ対応

を参照してください。

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