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2011年2月27日日曜日

ThinkCentre A51 の BIOS アップデート 他

先日マザーボードを入れ替えた ThinkCentre A51 の BIOS アップデートと BIOS 上に記憶されている製品型番やシリアル番号を現在の製品のものへ切り替えました。

BIOS のアップデートの冒頭の部分で製品型番とシリアル番号を変更することが出来ることは知っていましたが、実際に変更するのは今日がはじめてでした。ちょっぴり緊張しましたが無事に終了しました。以下は BIOS のアップデートの実際の手順の様子です。

電源を投入してすぐに F1 キーを押して BIOS 設定画面へと入ります。ここでバージョンの確認などを行っておきます。

現在は製品型番が 8424-A8J でシリアル番号が L3AW267 となっています。
これを製品型番 8425-AVJ 、シリアル番号 L3***** へ変更します。


まず最初に BIOS アップデート用のフロッピーディスクを作ります。私はいつものように MS DOS 6.2 の上で作りました。もう手慣れたものです。写真のフロッピーディスクはディスクの再利用ですので変なラベルが貼り付けられていますが気にしないでください。


この BIOS アップデート用フロッピーディスクで作業を開始しました。

最初に言語の選択がありますがここは 1=United States で行いました。日本語はありません。フランス語やスペイン語など作業しやすいものでどうぞ!

次に製品のシリアル番号の変更を行うのかと問い合わせがあります。ここで Y を押して変更モードへ入ります。新しいシリアル番号を入力して終了です。


さらに製品型番の変更を行うかどうかの問い合わせです。ここでも Y を入力して変更モードへ入ります。新しい製品型番 [8425AVJ]を入力します。途中にハイフンを入れないように注意します。


ここまで完了すると後は通常の BIOS のアップデートが自動的に開始されます。しばらく様子を眺めるだけとなります。


正常終了したら何かキーを押すと再起動します。


再起動のときに F1 キーを押して BIOS 設定画面へと入ります。そして BIOS のバージョンや製品型番・シリアル番号が正常に切り替わっていることを確認して終了です。

2011年2月26日土曜日

HP dx6100 ST を大掃除

ここ三日間に渡ってパソコン掃除三昧の日々です(笑)。

今日も天気がよく そして 黄砂が多かったようで遠くの山脈が見えない状況でせっかく洗ったパソコンが汚れるのが心配でした。

昨日のうちに筐体の前面と蓋が一体となった部分を水洗いしておきました。今日は本体の残りの部分の掃除を行いました。

まずは分解の前に動作確認からです。キーボードやディスプレイをつないで Puppy Linux 4.3.1 を起動させて各部の動作状況を確認しました。問題はないようです。


さて分解です。できるだけ分解を行って水洗いをしやすいようにしました。しかし CD ドライブやフロッピーディスクを固定する金具の部分が上手く外すことができなくて、これに伴って前面にある USB ソケットや LED ランプを外すことができませんでした。このまま水洗いをすることとしました。


水洗いには洗浄能力の高いアルカリ性の家庭用洗剤(マイペットなど)を使用すると電気接点となる部分に障害が出る可能性が高くなるため今回は使用しませんでした。今回は中性の食器用洗剤を使用して水洗いをしました。これであれば電気接点部分に障害が発生する可能性がアルカリ性洗剤より小さくなると思います。自分で水洗いをする時には自己責任でお願いします!

洗剤成分が残らないようにしっかり水を流して、水切りをしておきます。そして電気接点のある部分などに残っている水分を掃除機で吸い取りました。ここは念入りに行っておきます。


次に電源ユニットの蓋を開けて内部を確認しました。この電源ユニットの蓋は二枚の鉄板を組み合わせるようにしてある珍しい構造です。注意しながら開けました。内部にはしっかりホコリが詰まっていましたが筆で部品に付着しているホコリを掃き出しながら掃除機で吸い取りました。なかなか開くことのない部分なので入念に行っておきました。また冷却ファンを取り外して水を含ませた筆でしっかり洗っておきました。


電源ユニットの冷却ファンもかなり汚れていましたが、プロセッサのヒートシンクに付いている冷却ファンもかなり汚れていました。四本のネジで固定されていましたが、この内一本を外すことが出来なかったために写真のようにファンをヒートシンクからずらした形で掃除することとしました。


ヒートシンクのプロセッサと接触する部分には熱伝導グリスが付着しています。このグリスで汚れないようにラップや小さなビニル袋で覆って保護しておきました。こうしておけば手や周辺の部品が汚れることもなく、グリスをそのまま再利用することができます。


三つあった冷却ファンも綺麗に掃除をした後、マザーボードの表面や裏面を掃除機でホコリを吸い取り綺麗にしておきました。

濡れていた部品類がしっかり乾燥したところで組み立てを行いました。分解と逆順で行いますが、ついつい取り付け順番を間違えてせっかく取り付けたマザーボードを再び取り外すといった失態があったことは秘密です(笑)。

綺麗になった部品でパソコンを組み立て直したところで再びキーボードやディスプレイを取り付けて動作確認を行いました。無事に動作していました。


現在使用している大きなウェブサーバーをこのマシンへ置き換えようかと考えています。これからウェブサーバーで使用しているシステムの FreeBSD でちゃんと動作するかどうかを実際にインストールして確認する予定です。問題がなければそのままハードディスクを差し替えようと思っています。

2011年2月25日金曜日

またもや新しい HP のマシン dx6100ST

これで三日連続で入手したパソコンが到着しました。HP dx6100ST です。二年ほど前に同じ機種の中古品を入手しているためこれで二台目となります。もう中古パソコンの中毒状態です。しかしこれで終了です。しばらくは中古パソコンの調達はないと思います。。。きっと(笑)

まずは外観から眺めてみました。結構傷がついている個体でしたが落下などによる歪みのないものだったので一安心しました。


筐体の蓋を開いてみると、開いた瞬間に綿ホコリが舞い上がるほどの汚れでした。鼻がムズムズしはじめたので簡単に掃除機で大きなホコリを吸い取ることとしました。

内部を確認してみたところインターネット・オークションの説明文どおりハードディスクが取り外されている状態でした。この dx6100ST も dc6100US と同様に円筒形のトルクスネジで固定する方法ですがこのネジも無いようでした。固定金具ありとの説明文がありましたが固定ネジまでは付属しないことが多いようです。しかしこの筐体の前面にある予備ネジのところに2種類のネジが各4本ずつ用意されておりハードディスクの固定に支障はないようです。dc7600US のように他の部品から取り外すといった外道な作業が無くて運が良かったです。


内部を観察していて気になったのはメモリでした。Pentium 4 が搭載されているようですが、メモリカードが一枚しかなくデュアルチャンネルでの動作をしていないことでした。そしてメモリクロックが 400MHz ではなく 333MHz でした。どうも前の所有者が2枚の 256MB のメモリをこの1枚 512MB のものに交換していたようです。Pentium 4 の性能を出すためには新しくメモリを調達しなければならないようです。


今日は dc7600US の掃除と組み立てで時間を使ったために動作確認などは行うことができませんでした。また後日に行いたいと思います。

HP dc7600US の掃除

昨日届いた HP dc7600US の掃除をしました。

まず筐体から電源ユニットやマザーボードを取り出すことからはじめました。この分解の途中で、このマシンにはハードディスクが単純に無いだけでなく、固定用の特殊なネジ4本も無いことが判りました。このネジについてはちょっとした工夫で調達をしました。方法については後述します。


この時期の HP のマシンは通常のプラスネジの他トルクスネジが多用されています。それも重要な部分に多用されているのが特徴です。写真は分解や組み立てで使用したトルクスドライバー( T15H )です。最近はトルクスネジを見かけることが多くなったのでだんだんとトルクスドライバーが増えています。


電子部品を取り外した筐体や前面グリルのプラスチック部品はアルカリ性家庭用洗剤のマイペットで十分に水洗いをしました。この水洗のおかげで綺麗すっきりとなりました。水洗はお薦めですよ。この HP のマシンに張り付けてある Windows XP のシールは剥がれやすいので注意が必要です。今回の水洗で半分程度剥がれてしまいました。


マザーボードは刷毛を使って表面のホコリを飛ばしながら掃除機で吸い取ってゆきました。

そして電源ユニットも分解して内部の様子を観察してみました。電解コンデンサのパンクは見当たりませんでした。この後ホコリを掃除機で綺麗に吸い取り、送風ファンを取り出していつものように水をつけた筆で綺麗に掃除をしておきました。こんな機会でないと掃除できない部分は入念にしておきたいところです。


この後プロセッサのヒートシンクやヒートシンクに付いているファンを掃除しておきました。

さて掃除が終了した後、各部の組み立てを開始しました。このときハードディスクで使用する円筒形のトルクスネジ4本を他に部品から取り出し、取り出された部分には通常のネジを使用して固定をしました。ネジの少ないマシンだったのでこの4本のトルクスネジを入手できたのは運が良かったです。


これがトルクスネジから通常のネジへ交換したところです。

手持ちのハードディスクに円筒形のトルクスネジを固定して、このトルクスネジを筐体のガイドレールへ差し込んでハードディスクを固定しました。めでたし!


全体の組み立てが終わったところで動作確認を行ってみました。部品が余っていないか周辺をよく確認をしておきました。意外と変な部品が転がっていて後で慌てることがよくあります(笑)。


特に問題なく稼働していました。ただプロセッサ周辺から何かの音が鳴いているのが盛大に聞こえてきます。筐体の蓋を閉めても鳴きは小さくならないようです。小さな筐体のマシンなので使い道が多いと思っていただけにこうした鳴きが大きいと通常のデスクトップマシンとして使用するのもちょっと引いてしまいそうです。

2011年2月24日木曜日

Debian Lenny で確定申告

社会人であれば気になる話題だと思います。Debian Lenny の環境で確定申告書を作ってみました。

国税庁のウェブサイトの所得税確定申告書等の作成コーナーのページで作ってみました。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm

毎年 Windows XP の環境で行ってきましたが今年は Debian Linux の環境でどうなるかを確認する意味も含めています。こんなことは頭の中で考えるのではなく実際にやって結果を見るのが手っ取り早いものです。

申告書の作成コーナーの冒頭は環境確認です。未だに Windows とマックしか推奨されていません。まだまだ Linux が配慮される状況ではないようです。

もちろんこの部分は「推奨環境を満たしている」の部分にチェックを入れて次の入力項目へとさっさと進みました。

各申告項目を問題なく順次入力することができました。なんだかんだと言ってもブラウザが FireFox 互換の IceWeasel のため問題は発生しないようです。インターネット経由でサービスを行うものは OS よりはブラウザに影響を受けるようです。世の中はだんだんと OS などのシステムの影響が小さくなっているようです。


無事全ての項目を入力を終了して申告書の印刷となりました。ここでは出来上がった申告書の pdf ファイルが adobe reader 9 で自動的に開きました。ここで申告書を印刷すればよい手筈でした。もちろんそのまま印刷してみました。

なんと画面が大きいようで下部の部分が切れた状態で印刷されてしまいました。自動的に縮小と自動配置の設定をしていましたがダメでした。だいたいがディスプレイに表示されているものからすでに下部が切れている状態だからでしょうか。

これは何らかの対策方法があるのかもしれませんが、明日税務署へ提出したかったので pdf ファイルを保存して、この pdf ファイルを Windows マシンへ移動させ adobe reader X で開き印刷をしてみました。Windows の環境ではちゃんと印刷することができました。この印刷した申告書を提出することとしました。

あと一歩のところで Linux でクローズすることが出来ないのが残念でなりませんでした。

ThinkCentre A51 のマザーボード入れ替え


先日インターネット・オークションで入手した ThinkCentre A51 の中身を予定通り入れ替えました。

入手したばかりの ThinkCentre A51 を分解して掃除をしました。マザーボードを移設する予定でしたが、その他にも使える部品を確保するために一応全部の部品を掃除しておくこととしました。このように分解しておくと思い切った水洗いも出来るため便利です。筐体は廃棄する予定ですが念のために掃除をしておきました。


プロセッサの冷却ファンはいろいろ使い道があるため丹念に掃除をしておきました。これは以前紹介した通り水を含ませた筆でホコリを綺麗に掃除しておきました。掃除で付着した水分は掃除機で吸い取っておきました。


掃除が終わったところでマザーボードの交換作業を行いました。写真は新旧のマザーボードです。左側が新しく使用するマザーボードで右側が故障したマザーボードです。一見同じマザーボードのようですが、載せてある部品(電解コンデンサなど)の一部が異なっているのを発見しました。単に部品調達で互換部品を入手しただけなのか?何かの設計変更のためなのかは判りませんでした。

新しいマザーボードに 3.2GHz の Pentium 4 プロセッサとメモリ(512MB×2枚)を載せ替えた後、今まで使っていた ThinkCentre A51 の筐体へ組み込んでみました。


組み立て直した後、取り合えず動作確認を行ってみました。特に問題もなく動作しているようでした。しばらく memtest86 で負荷を掛けながらメモリテストを行ってみました。


問題がないことを確認した後、Windows 用メインマシンとして使用するために所定の位置へ戻しました。そしてここ数日間古いマシンで行っていた作業データを LAN 経由で取り込んで空白の期間を無くしておきました。


数時間ですがこの新しいマシンで作業をしてみました。どうもプロセッサ用のファンの回転数が高めのようです。以前と同じ条件のはずなのですがどうしたのでしょうか?もしかするとこれが正常なのかもしれません。プロセッサ用のファンで送り出された空気はヒートシンクの中を通り抜け、さらに後ろにあるサウスブリッジのヒートシンクに風を送っています。このことから前回壊れたマザーボードはファンの回転数が少なくサウスブリッジの冷却が上手く行かずサウスブリッジのチップが破損してしまったのではないかと想像しています。これであればフロッピードライブなどの周辺ドライブなどが認識しなくなってだんだんと壊れていったことも理解出来ます。その他電解コンデンサのパンクもなかったことも理解出来ます。
またもう一台 Debian Lenny で稼働している ThinkCentre A51 もほぼ同様のファンの回転状況です。このことからも前回の壊れたマザーボードはファンの回転数が小さめとなっていた(温度検知が低めだったのか?)のが故障の原因ではないかと想像しているところです。

しばらく熱くなっているサウスブリッジのヒートシンクの温度を気にしながら様子を観察してみようと思っています。

HP dc7600US を入手しました

先日の ThinkCentre A51 をインターネット・オークションで入手するときにたまたま目をつけていた HP dc7600US を入手しました。このマシンが本日到着しました。

先日入手した ThinkCentre A51 と同じ業者さんから入手したもので、同じような梱包方法で届きました。周囲にしっかりクッション材が詰まっていました。


早速取り出して周囲を眺めてみました。そこそこ汚れや傷が付いていましたが掃除をすれば気にならない程度になりそうです。

そして内部の様子も観察してみました。やはりホコリがびっしりと詰まっていました。掃除のしがいがありそうです。丹念に掃除をしたいと思います。最近は汚れているパソコンを見ると掃除をしたいという心の高鳴りを感じるようになってしまいました。


取りあえず屋外で掃除機を使ってホコリを吸い取れるだけ吸い取っておきました。なにせ軽く息を吹きかけるだけでホコリが舞い上がるほどですから。最近気になる黄砂どころではありませんでした(笑)。


簡単な掃除が終わったところで動作確認を行ってみました。マシンへキーボードやディスプレイを取り付けた後、いつものように Puppy Linux 4.3.1 のライブ CD で起動させてみました。


この動作確認では特に問題はないようでした。ただ気になったのはプロセッサの上に乗っているヒートシンクにつながっているヒートパイプが結構鳴くことに気づきました。マウスをクリックに合わせてプロセッサの負荷が高まるとチッチと断続的に鳴いていました。おそらく蓋をしてしまうと気にならなくなると思います。

2011年2月23日水曜日

icedove へメールアドレス移行

Debian Squeeze へアップグレードしたマシンへメールアドレスを移行させてみました。

これは以前から使用していたアドオンの Addressbooks Synchronizer を使用しました。

すでに imap4 サーバー上にメールアドレスのデータをアップロードしてあります。このメールアドレスのデータをダウンロード&同期させれば無事完了です。

私の場合には imap4 サーバーの中に address という名前のディレクトリを作っておいて、ここで同期させるようにしています。

私は初めて設定をするときに結構手間取ったものでした。それは私のちょっとした勘違いでした。
メニュー画面の中の imap サーバーの名前をプルダウンメニューでは保存したいディレクトリを指定できないのでどうしたものかと悩んでしまったからです。しかしよくこの選択のプルダウンメニューを眺めてみると imap サーバーの選択項目のずっと右側に矢印があります。この部分をクリックすると imap サーバーの各ディレクトリが表示されるようになってメールアドレスを交換するためのディレクトリを選択出来るようになりました。この Addressbooks Synchronizer の設定画面を見るたびに当時の勘違いした恥ずかしい思い出が頭をよぎってしまいます(笑)。

新しい ThinkCenre A51 到着

先日インターネット・オークションで落札した ThinkCentre A51 が到着しました。

何度も落札をしている業者さんのものなので安心して取引をすることができました。梱包も写真のように周囲にぎっしりとクッション材が入っていてパソコンが壊れる心配もありませんでした。とても好感がもてる業者さんです。


まだ箱から取り出す前にパソコンの蓋を開けてみました。内部はびっしりとホコリが詰まっていました(笑)。しっかり掃除のしがいがありそうです。この業者さんは安価な分、一切手を加えていない状態です。


簡単に掃除機でホコリを吸い取った後、このマシンへキーボードやディスプレイを取り付けて動作確認をすることとしました。まずは BIOS の表示からです。念のために F9 を押してメーカーの初期値へ戻しておくことからはじめました。この後、必要な BIOS 設定をしておきました。


次に CD ドライブへ Puppy Linux 4.3.1 のライブ CD を挿入して各部の動作テストを行うこととしました。

Puppy Linux は無事立ち上がり、ネットワークや USB 端子の通信が上手くゆくことを確認しました。


どうも単純に古くなったパソコンを廃棄したものが業者を経由して私の手元に届いたもののようです。この業者の出品物の特徴でセキュリティの関係なのかハードディスクが抜き取られているだけの稼働品だったようです。

ただ外観はかなり擦れて傷がたくさんついていました。そして前述のようにホコリがたくさん詰まっている状態でもあるため、今回は新しく届いたマシンへ今まで使っていたマシンのハードディスクを移設するのではなく、新しく届いたマシンのマザーボードを抜き取って今まで使っていたマシンへ移設する方法を採用しようと思っています。
これであれば綺麗な筐体(傷なし、ホコリなし)を生かして使えるからです。そしてこの古い筐体と壊れたマザーボードは廃棄する予定です。(写真の上がマザーボードの壊れた今までもマシンです。下が新しく入手したマシンです。)


今日は作業が出来そうにないので明日にでも入れ替え作業をしてみたいと思っています。

2011年2月22日火曜日

icedove のメッセージフィルタ

Debian Lenny からSqueeze へアップグレードしたマシンの設定です。ThinkCentre A51 のトラブルなどがあり、前回の作業からしばらく時間が空いてしまいました。

今回はメールクライアントの icedove の設定です。

どうも個人データの保存先が .mozilla-thunderbird から .icedove へ変更となったためにいろいろと引き継がれないようです。我が家の imap4 サーバーへアクセスするところからはじめました。

imap4 サーバーへの設定そのものは今まで何度も経験しているものなので特に問題もなく終了しました。

ただ困ったことは icedove に設定していたメッセージフィルタの設定が簡単に移行できなかったことでした。

imap4 サーバーを使用していることもあり各マシンの icedove がそれぞれ異なった振り分けをメールに行ってしまうと困ったことが発生するため、従来は親となる icedove を決めてそのメッセージフィルタのデータ (msgFilterRules.dat) を各マシンへコピーして使用していました。これであればどのマシンが振り分けを行っても同じ結果となります。

今回も同様にメッセージフィルタのデータをコピーしてみましたが結果が反映されないようです。データの先頭部分にある version="8" を version="9" へ書き換えれば問題ないようですが、やはり少し心配です。

そこでネット上を検索してみると Thunderbird のメッセージフィルタの外部出力/外部入力をしてくれるアドオン (Thunderbird Message Filter Import/Export) があることが判りました。そこでこのアドオンを使って移行してみることとしました。

このアドオンの設定は通常の Thunderbird のアドオンと同じ方法で設定します。メニューの「ツール」>「アドオン」とたどってアドオンのメニューを開いたら左下にあるインストールのボタンを押して上記の Thunderbird Message Filter Import/Export からダウンロードしたアドオンファイルを指定して実行させるだけです。一度 icedove を再起動するように催促を受けるのでそれに従います。これでこのメッセージフィルタのアドオンが使えるようになります。

使い方は簡単でまず出力(export)は移行元となるマシンの icedove においてメニューの「ツール」>「メッセージフィルタ」でメッセージフィルタの画面を開きます。ここで右下の方にある「フィルタを書き出す」のボタンを押すだけです。後はフィルタデータを保存するファイル名を決めて出力して終了となります。

このメッセージフィルタのデータを移行されるマシンへコピーした後、同様に Thunderbird Message Filter Import/Export をインストールした icedove で入力(import)するだけです。方法は icedove のメニューの「ツール」>「フィルタを読み込む」(メッセージフィルタの項目のすぐ下にあります)をクリックして後は先ほど移行元からコピーしたメッセージフィルタのデータを指定するだけです。

これを行うと警告文が表示されました。どうも違う場所にメッセージフィルタがインストールされてしまったようです。

確かにメッセージフィルタを開いても何も表示されていません。読み込みに失敗していました。

そこでどこにメッセージフィルタのデータがインストールされたか調べてみました。

 ~/.icedove/****.default/Mail/smart mailboxes/msgFilterRules.dat

確かに間違った場所へメッセージフィルタのデータがインストールされていました。この msgFilterRules.dat を本来の imap のメールを管理してある場所へ移動してみました。

 ~/.icedove/****.default/ImapMail/imap-server-name/msgFilterRules.dat

メッセージフィルタのデータを移動させた後、icedove を再起動させてみたところちゃんとメッセージフィルタの設定が行われていました。メールの振り分けも問題なく行われているのを確認しました。やれやれといった感じです。

もしこれらの方法がうまく行かなければ、手動で一つずつフィルタを設定してゆくところでした。フィルタは結構な細分化されているのでこれを間違いなく再入力するのはとても大変で憂鬱な作業となったことでしょう。助かりました。

メールは仕事をする上では欠かせないものとなっているためメールについての設定や動作については特に神経を使ってしまいます。これで Lenny から Squeeze へのアップグレードへのハードルを一つ飛び越えた感じです。しかしまだまだハードルはたくさんあるので順次調査と解決をしてゆきたいと思っています。

とうとう起動せず ThinkCentre A51

先日起動不良となっていた ThinkCentre A51 ですが、その後再起を目指して何度も電源を入れてはみたものの立ち上がっている時間が数秒単位となってしまい、ブートの選択画面で止まるまでになっていました。

しかし今日は何と電源は入るもののモニターへ全然出力が出なくなってしまいました。そしてプロセッサのファンが高速回転している状態のままとなってしました。

これで完全に故障してしまったようです。いったいどの部分が故障しているのでしょうか?少なくともプロセッサは取り替えてみたものの動作に変化はなく、プロセッサ以外の場所のようです。

せっかく各種アプリケーションソフトウェアをインストールしてあったマシンなので何とかしたいと考えました。

結論は再び同型機種をインターネット・オークションで入手することとしました。

各種アプリケーション・ソフトウェアがインストールされているハードディスクをそのまま横滑りで新しく入手したマシンへ取り付けて運用することを目指すこととしました。

取りあえずハードディスクなし+動作補償もなしというものを安価にて落札しました。現在はこの落札した同型マシンの到着するのを待っているところです。はてさて使えるものが届くとよいのですが。

しかしこの数日このThinkCentre A51 が故障したおかげでかなり仕事に支障が出てしまいました。Windows をしないことを目指して仕事の環境を Debian へ切り替えている最中ですが、最後まで残っている Windows の部分がとても手強い感じです。気持ち的には窓から Windows マシンを投げ捨てたい感じですが出来ない悲しさです。

2011年2月20日日曜日

悪夢再び

今年の正月に入手した ThinkCentre A51 が動作不調となってしまいました。

電源を投入しても電源ランプが点灯してプロセッサのファンは回転するのですが BIOS すら立ち上がらない状況となってしまいました。

何度か電源を入れたり切ったりするとマシンが立ち上がりはじめるのですが一分ほどでフリーズをしてしまうのです。昨日まで調子良く動いていただけに残念でなりません。


取り合えず筐体のふたを開けて内部を確認してみました。


マザーボードも取り出して底面を含めて目視検査をしてみましたが異常な部分を発見することができませんでした。こんな時に電解コンデンサの一つでもパンクしてくれていたらすぐに原因が判明できたかもしれません。


もちろん電源ユニットも開いて内部の様子を観察してみました。しかし電解コンデンサのパンクなどはなく、各電圧とも正常に出力されていました。


たまたま BIOS が立ち上がっているときに各項目を確認するとなぜかフロッピードライブが無効となっていました。ケーブルとフロッピードライブも他の正常なものと交換してみましたがやはり無効のままとなっていました。どうもマザーボードもフロッピードライブに関係するところも壊れているようです。


かつて同じシリーズの ThinkCentre S50 も各ドライブの動作状況がおかしくなるところから始まり最後には電源が立ち上がらなくなったことがありましたが、どうもこの時の状況に似ている感じです。この ThinkCentre A51 もいずれ完全に立ち上がらなくなってしまうのでしょうか?

しかし突然のことだったので本当に驚いてしまいました。狐につままれるとはこのことだと思いました。

この故障のおかげで午後から予定していた仕事が中断することとなってしまいました。唯一仕事用の WindowsXP マシンでしたので困ってしまいました。結局この ThinkCentre A51 の前に活躍していた自作の Pentium4 (WindowsXP) のマシンに再登場してもらうこととしました。WindowsXP による仕事を交代していたものでそろそろハードディスクをフォーマットして新しく別の仕事に就かせようかと考えていた矢先でした。この ThinkCentre A51 が先に壊れてくれて運が良かったのか?悪かったのか?

大きな筐体のサーバータイプのマシンは堅牢で基本的にトラブルがないのですが、このようなスリムタイプのデスクトップマシンはいろいろとトラブルが多いように感じています。

2011年2月18日金曜日

火災報知器

パソコンの話題とは違いますが火災報知器の話題です。

火災とはいっけん関係ないようなパソコンでも最近ではかの国の製品は火災を通り越して爆発騒ぎとなっていることも多いことから決してパソコン類と関係ないわけでもないと思っています。

私が住んでいる地域では寝室と寝室がある二階へつながる階段の天井へ設置することが義務付けられています。(地域によっては台所や全ての居室に設置する場合があります。) しかしこれだけでは早期発見と早期脱出の観点からみてとても足りないと感じましたので、パソコンを多数置いている事務所をはじめ、全ての居室や廊下へ取り付けを行いました。合計10個を設置しました。

火災報知器はいつものようにインターネット・オークションで安価で入手しました。私が住んでいる地域では家電量販店などで4千円ほどで販売していますが、入手したものは工事事業者向けの簡易包装のものを入手しました。

これが入手したものです。これが10個まとめてダンボールに入っていました。


製造年月日がありました。最近の製造のもののようです。


箱のふたはセロテープで簡単に固定されているだけでした。ふたを開くと中には本体と電池などがそのまま入っているだけのものでした。梱包の箱以外にゴミが出ないので大量に設置するときにはこのような簡易包装が便利です。


ネジ2本で天井へ本体の取り付け台座を固定した後、本体を差し込んで少し回転させるとしっかり固定されました。そして本体のスイッチと引き紐を使ってテスト動作させて設置完了となりました。10個取り付けるため脚立に登って首をずっと上向きにしてネジ止めしていたので首が少し痛くなりました。これでパソコンルームの火災にも早期発見が出来ると思います。