2015年12月23日水曜日

CISCO WAP4410N を入手

シスコの無線 LAN アクセスポイントの WAP4410N をインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手した CISCO WAP4410N です。

CISCO ブランドの製品は、元々の販売価格が高額であることもあり、インターネット・オークションにおいてもなかなか入手できる金額ではないことが多いのですが、今回は少し頑張って落札してきました。

外観

正方形の弁当箱のような形状をしており、その一角に三本のアンテナを取り付ける小箱が飛び出しています。そして特徴的なことは、本品と同じ形状の製品を積み重ねられるようにゴム足とそのゴム足に対応した窪みが筐体の天板に設けられていました。LINKSYS の無線 LAN ルータでも同じコンセプトの形状になっています。この積み重ねられるデザインが CISCO や LINKSYS の特徴だと思われました。

WAP4410N へスタンドを取り付けて、縦位置にしたものです。
WAP4410N の筐体底部の様子です。
四つのゴム足が天板の窪みに嵌り込む構造のようです。
アンテナ部分の様子です。
直角に三方向へ向かってアンテナを設置できるようになっていました。

動作確認

届いた商品はマニュアル類が欠品している他は、全ての部品が揃ったものでした。早速動作確認を行いました。

早速電源を接続して動作させてみました。私が入手したときには、WAP4410N の DHCP 機能が働いており、自動的に家庭内の LAN の設定が行われました。ユーザ名:admin、パスワード:admin でログインできました。

WAP4410N のステータス画面

無線LAN部分の設定は、一般的な無線 LAN ルータと同様のものでした。マニュアルを参照しなくてもすぐに設定をすることができました。そして CISCO オリジナルのファームウェアでは、四つまでの SSID を設定できるようになっていました。

無線LANの設定画面
日本向け設定もちゃんと用意されていました。

ただ気になったのは、無線 LAN の出力調整の項目が無かったことでした。我が家のように多数の無線LANルータを運用している場合には、出来るだけ無線LAN出力を抑制したいところです。そのため CISCO オリジナルのファームウェアから OpenWrt などのファームウェアへ切り替える予定です。

その他、有線 LAN ポートが IEEE802.3af の PoE に対応しているということでしたので、手持ちの PoE パワーインジェクタを接続して電源を供給してみました。確かに問題なく動作しました。

PoE で電源供給させているところです。
前面にある PoE ランプが点灯しました。

ファームウェア・バージョン

現在インストールされているバージョンは 2.0.4.2 となっていました。CISCO 公式ウェブサイトで最新のファームウェアを確認すると 2.0.7.8 となっていました。バージョンアップしておくか悩ましいところです。現在は日本語対応のファームウェアがインストールされていますが、公開されているファームウェアは英語版かもしれません。(注:2015-12-24 この項目を大きく書き換えました。)

予定

今後、筐体を分解してボードを確認したいと思います。シリアルコンソールと JTAG の端子を取り出せるスルーホールが用意されている模様ですので、ここへピンヘッダを取り付けてフラッシュメモリのバックアップなどを行う予定です。そしてファームウェアの入れ替えをしたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。