2015年10月20日火曜日

UNICOMP Model M キーボードの修理

随分と昔に購入していた UNICOMP 社の Model M キーボード(知っている人は知っている Model M です)の修理をしました。故障の内容は、キーの "1", "Q", "A", "Z" のラインが接触不良で、LED ランプの当たりを指で押さえつけると一時的に復活するものです。

今回修理した UNICOMP Model M キーボードです。
製造は、2001年1月18日となっていました。

原因は接触不良

原因はすでに解っています。以前にも同じ接触不良で一時的に対策をしていました。LED ランプが設置されている小基盤の上にキーマトリックスの IC チップが搭載されています。この小基盤の裏側までキーから届いたキーマトリックスの電極が柔らかいシートで届いています。このキーマトリックスの電極と小基盤の裏側の電極が単純にクッションによって押し付けられているだけの構造となっています。しかしこの柔らかいシート越しに押し付けるクッションが経年劣化によってクッションとしての役目を果たさなくなっているために接触不良が発生していました。

キーマトリックスの電極の様子です。
黄色っぽいラバーが劣化した電極押さえのクッションです。

以前の対策

以前はキーマトリックのチップの上に新たに小さなクッションを置いて、筐体からさらに圧力がかかるようにしてこのキーマトリックスの電極の接触を改善していました。

キーマトリックスのチップの上に小さなクッションを置いて、筐体からも圧力を掛けるようにしていました。
左下の割れは初めて分解したときからあったものでした。

クッションの嵩上げで対策

もうこの方法でも改善が不可能な状態となったようです。そこで今回は劣化したクッションの上に紙(懐紙)を5ミリ幅程度に何度か折り込んだものをクッションの上において、クッションの嵩上げを行なって電極の接触性の改善を行なってみました。


そして両方の電極をアルコール洗浄した後、ナノカーボンの接点改良剤を塗布してみました。そしてキーマトリックスのチップの上にあったクッションを取り外して、本来の形で組み立てなおしました。


とりあえずは動作に問題なく、キー入力を行うことが出来ています。再び問題が発生するようでしたら、導電塗料などを使って対策を行なってみたいと思っています。

とりあえず接触不良によるキー入力の不調は改善しました。


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