2015年10月29日木曜日

Linksys SPA942 の電源ソケットのセンターピンの接触不良

先日 ekiga.net へ接続を行った IP 電話機のリンクシス SPA942 の電源ソケットのセンターピンの接触不良を対策しました。

電源ソケットの調子が悪い SPA942 です。

症状

普通によくある電源プラグを触ると瞬間的に電源が切れて、再び接触するようで電話機が再起動してしまいます。他の電源ソケットと同様にセンターピンの根元のカシメてある部分の緩みは原因のようです。

接触不良の電源ソケットです。

分解

そこで SPA942 を分解して、電源ソケットのセンターピンへ対策を行うこととしました。

筐体裏側のネジを外してボードが見えるようにしました。

筐体裏蓋を外したところです。
シールドケースの中にも固定ネジがありました。

ボードを固定しているネジを外してボードを取り外しました。なおネジはシールドケースの中にもあります。

筐体前面からボードを取り外したところです。

電源ソケットは簡単に取り外すことが出来ない状態でした。段違いの二枚のプリント印刷基盤を固定しているピンヘッダのすぐ脇にあって、プリント印刷基盤の影に隠れて電源ソケットの端子が見えない状態でした。

電源ソケットの端子は二枚のプリント印刷基盤に挟まれた間にあります。
写真がピンぼけです。

二枚のプリント印刷基盤の分離を行いました。ピンヘッダに盛りハンダを行なって蓄熱効果でピンヘッダを抜き去りました。

二枚のプリント印刷基盤を固定しているピンヘッダです。
周囲に電極が多数存在していますので、マスキングテープで覆っておきました。
ピンヘッダを取り外したところです。

そしてようやく電源ソケットの端子が見えるようになりました。ここでさらに電源ソケットをプリント印刷基盤から取り外してセンターピンのカシメの様子を見ることができるようになりました。

プリント印刷基盤から電源ソケットを取り外したところです。

センターピンのカシメ部分をハンダで固定した後、センターピンからリード線の芯線一本をラグ板にハンダ付けしておきました。もっと太いものをハンダ付けしたかったのですが、ここの部分に高さが発生すると、元通りに電源ソケットをハンダ付けできなくなるため、最低限度の処置だけを行いました。

センターピンへ撚り線の中の一本をハンダ付けしました。

この後、電源ソケットをハンダ付けした後、ピンヘッダをハンダ付けして、全体を組み立てなおしました。

センターピン対策を行った電源ソケットをハンダ付けしたところです。

動作確認

電源プラグを揺すっても電源が切れることはなくなりました。やはりあのセンターピンが問題でした。

我が家には SPA941 と SPA942 が合計5台あります。残り4台も同じ症状を抱えているのです(涙)。今日の修理でかなり苦労したこともあり、残りも修理するか悩ましいところです。SPA942 については、イーサネット・ケーブルから電源を供給する PoE 機能があるので、この機能を使えば問題ないのは確認済みです。PoE に対応していない SPA941 だけでも電源ソケットのセンターピン対策を今後行なっておきたいと思っています。

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