2015年10月23日金曜日

Buffalo WER-AMG54 の通信転送速度

OpenWrt Attitude Adjustment 12.09 をインストールした バッファロー WER-AMG54 の通信転送速度を計測してみました。なお比較用に DD-WRT (13064) をインストールしてあるバッファロー WER-A54G54 もほぼ同一条件で計測をしてみました。

WER-AMG54 と WER-A54G54 も同じハードウェアだと思われますので、実質的には OpenWrt と DD-WRT のファームウェア対決となってしまいました。

左が WER-AMG54 (OpenWrt) で、右が WER-A54G54 (DD-WRT) です。

通信転送速度の計測

通信転送速度の計測方法は以下の通りです。
  • ファイルサーバからFTP 転送でダウンロード
  • 100MB のファイルを5回ダウンロードした平均値
  • 計測パソコンは ThinkPad X61 、無線 LAN : Intel 4965AG
測定時には無線LANルータの位置や角度をできるだけ揃えて計測を行いました。

★ 通信転送速度の計測結果 ★

5GHz 帯(40ch)
WER-AMG54 : 2,689KB/s ( 21,517Kbps )
WER-A54G54 : 3,131KB/s ( 25,048Kbps )

2.4GHz 帯(9ch)
WER-AMG54 : 2,216KB/s ( 17,729Kbps )
WER-A54G54 : 846KB/s ( 6,773Kbps )



何とも微妙な結果となりました。5GHz 帯では DD-WRT の WER-A54G54 がより速い転送速度となり、2.4GHz 帯では OpenWrt の WER-AMG54 がよい結果を出しました。

しかし通信転送時のグラフ波形を見比べてみると意外な発見がありました。それは OpenWrt は通信の安定性がよいことでした。DD-WRT はピークの速度は出ているものの、極端な速度低下も引き起こしていました。DD-WRT では積極的に速度上昇を目指すようで、結果として通信エラーなどで通信の一時停止などを引き起こしているように思われました。そこが通信の不安定さに繋がっているように思われます。

これらはファームウェア上の通信制御アルゴリズムの組み立て方の違いによるものなのか?無線LANチップを動作させるドライバの特性の違いによるものではないか?はハッキリしませんでした。

WER-AMG54(OpenWrt) 5GHz のデータ測定5回分
一回目の計測のときにパケット詰まりを引き起こしていますが、それ以外は安定しています。
WER-AMG54(OpenWrt) 2.4GHz のデータ測定5回分
5GHz 帯に比較して通信が不安定です。
WER-A54G54(DD-WRT) 5GHz のデータ測定1回分
5GHz 帯は通信が安定しているようです。他の無線LANルータの干渉が少ないためでしょうか?
WER-A54G54(DD-WRT) 2.4GHz のデータ測定1回分の途中まで
せわしく速度が変化している様子が判ります。速度ゼロのパケット詰まりは何度も発生しています。


以上のことから無線LAN環境の安定性を求めるようであれば OpenWrt を使用をお奨めします。また DD-WRT で動作させた WER-A54G54 は、かなり不安定であったことが過去の記事にもあるとおり、パケ詰まりが頻繁に発生する DD-WRT は選択肢から除外した方がよさそうです。

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Buffalo WER-A54G54 は DD-WRT 13064 を推奨
http://near-unix.blogspot.jp/2015/03/buffalo-wer-a54g54-dd-wrt-13064.html


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