2015年5月6日水曜日

ThinkPad R30 のハードディスクが故障

久しぶりに ThinkPad R30 の電源を投入してみたところ、インストールしていた Puppy Linux 5.7.1 JP が起動しませんでした(涙)。何度か繰り返すと GRUB さえも起動しないという重症でした。

ハードディスクが故障した ThinkPad R30 です。

DriveFitnessTest を実施してみると、真っ赤なエラー画面が出てきました。やはりハードディスク(IC25N030ATDA04-0)の故障のようです。

DriveFitnessTest で検査を行なってみました。
DriveFitnessTest の検査結果

さらに MHDD を使ってハードディスクを検査してみると不良セクタがゾロゾロと発見されました。ここでも画面が赤く染まってしまいました(涙)。

MHDD の検査結果
特に左上の先頭部(ブートセクタ)が不良であることが判ります。

念の為、この状態のまま DriveFitnessTest でハードディスクの初期化(ゼロフィル)を行ったところ、なんだか少し状況が改善されました。古いハードディスクではよく見かける初期化を行った直後だけ調子がよい状態のようです。もともとオークションで入手した後、初期化を行なっているので、こうして再び初期化が必要であるということは、もうディスク上の磁性体に問題が発生しているようです。もうこのハードディスクは廃棄することとしました。

ハードディスクの初期化を行った後の MHDD の検査結果です。
やはりブートセクタの不良は回復しないようです。

これが ThinkPad R30 から取り出したハードディスクです。交換のために金属トレーからハードディスクを取り出そうとすると、まだ製造時のままの状態だったようで、両面テープで固定されたハードディスクがなかなか剥がれませんでした。この後、新しいハードディスクへ交換して、再び Puppy Linux 5.7.1 をインストールしておきました。古いパソコンの維持もなかなか大変です。

これが故障したハードディスク(IC25N030ATDA04-0)です。


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