2015年4月6日月曜日

Linksys E3000 へファームウェアの書き込みが出来ません

ようやく CFE プロンプトを表示させるところまで到達しました。

これからファームウェアを書き込みを行ったのですが、ファームウェアを TFTP で転送することが出来なくて困っています。それもたまにファームウェアの転送が出来たと思っても、書き込みまで行かないのです。ホトホト困ってしまいました。

flash コマンドでのファームウェアの書き込み

まずは一般的な flash コマンドでの書き込みです。
CFE> flash -ctheader : flash1.trx

で、TFTP によるデータ受信を開始させて、すぐにパソコン側から TFTP クライアントを使ってファームウェアを流し込もうとすると、データの転送が何故か途中で停止してしまいます。

ネット上では、10BaseT-HD という最も遅い設定するとよいなどという情報もあり、これに従って mii-diag コマンドを使ってパソコンの出口のところで速度を制限してみました。しかし、途中で停止してしまうのです。さらに 10BaseT のイーサネット・ハブ(スイッチではない)を途中に挟んでみましたが、結果は変わりませんでした。

JTAG を使ってカーネルの部分を消去してみると、起動時に自動的に flash1.trx としてデータの受信待受状態となることが判明したため、この状態でデータを TFTP 転送すると、途中で何度も停止しそうになりますが、なんとかデータを転送することが出来たことがありました。そして CFE のプロンプトにも Programing...と表示されてフラッシュメモリへ書き込みを行う作業をしているようでしたが、何故か正常に終了せず、フリーズした状態となってしまうのです。再起動させると、再度データ待受状態となっているため、ファームウェアの書き込みは出来てないようです。

ブラウザ画面からファームウェアの書き込み

そこで CFE のブラウザによるファームウェアの書き込みに挑戦してみました。
CFE> flash -ctheader -https : flash1.trx

この状態でパソコンのブラウザから 192.168.1.1 へアクセスすると、ファームウェアのアップグレード画面が表示されます。ここでファームウェアを設定して Apply ボタンを押して実行するのですが、何故か書き込みが行われません。シリアルコンソール上にも、作業の冒頭部分と思われる表示が出力されて以降、フリーズ状態となってしまいます。
なお NVRAM 上の safe_mode_upgrade のフラグは "off" と "on" の両方ともで行なってみましたが、ダメでした。なおこの safe_mode_upgrade を "on" にすると、上記の flash コマンドが無くてもファームウェアのアップグレード画面が出ているような記述がネット上に見受けられますが、この設定だけではブラウザから 192.168.1.1 へアクセスそのものが出来ませんでした。

他のパソコンからも挑戦

パソコンと E3000 のイーサネット・ポートの相性があるのではないかと思って、他のパソコンからでも同様にファームウェアのインストールを試みましたが、残念ながら出来ませんでした。

JTAG で書き込みか?

もしかして JTAG で長時間(256KB のデータでさえ7時間半)を掛けてファームウェアの書き込みをするしか手段がないのでしょうか? なんだか涙が出そうです!
書き込みを開始

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