2015年4月24日金曜日

Buffalo WLI-CB-AMG144N 無線 LAN アダプタ

バッファロー WLI-CB-AMG144N 無線 LAN アダプタをインターネット・オークションにて入手しました。

今回入手したバッファロー WLI-CB-AMG144N です。


外観など

ちょっと厚みがあるアンテナ部が特徴となっています。その他のラベル類は、バッファロー社の標準的なデザインでした。ただこの個体特有のものとして、何箇所か先の鋭いもので突かれたような凹みが数カ所ありました。一体どうしたのでしょうか。また運の悪い個体を引き当ててしまったのかもしれません。

ちょっと厚みのあるアンテナ部が特徴です。
この入手した個体は、何故か傷だらけでした。

カード情報

lspci コマンドでカード情報を読みだしてみました。内部のチップは Marvell Technology 社のもののようです。2a0b (rev 03) というのがチップ名なのでしょうか? Marvell のチップは、全般的に Linux 界では鬼門のようで、いろいろと動作が難しいチップが多いようです。
05:00.0 Ethernet controller: Marvell Technology Group Ltd. Device 2a0b (rev 03)
    Subsystem: Melco Inc Device 0356
    Flags: 66MHz, medium devsel, IRQ 20
    Memory at a4000000 (32-bit, non-prefetchable) [disabled] [size=64K]
    Memory at a4010000 (32-bit, non-prefetchable) [disabled] [size=64K]
    Capabilities:

NdisWrapper で動作確認

どうも Debian Wheezy の標準ドライバでは、この WLI-CB-AMG144N を動作させることが出来ないようで、念の為に NdisWrapper で動作確認を行なってみました。

バッファローの公式ウェブサイトからドライバをダウンロードしてきました。BUFFALO Wireless LAN Driver Disk Ver.10.52 (最新版)を展開して、WLI-CB-AMG144N を探してみました。しかし見つかりません。どれかのドライバと共用のようですが、よく解りません。WLI-CB-AMG144N と同じ Marvell のチップを使用していると思われる WLI-CB-AG300N のものを使用してみました。
# cd wdrv-1052/CBAG300N/
# ndiswrapper -i netag3n.inf
# ndiswrapper -l
netag3n : driver installed
    device (11AB:2A0B) present

どうもこの WLI-CB-AG300N のドライバで WLI-CB-AMG144N を認識してくれたようです。
そしてしばらくするとネットワークマネージャの無線LANの部分へ WLI-CB-AMG144N が探しだした無線LANアクセスポイントが表示されました。「これは・・・使える!」と思いました。しかし残念ながら、何故かパスワードの入力を済ませたあと、接続する動作を行うのですが、何故か接続出来ずに断念してしまいます。手持ちのいくつかのアクセスポイントへ接続を試みましたが全滅でした。接続出来ない理由は不明です。

せっかく手に入れた WLI-CB-AMG144N ですが、残念ながら使用できませんでした。

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