2015年2月27日金曜日

FreeBSD の Apache をようやくアップグレード

昨年の夏に FreeBSD のウェブサーバ Apache のデフォルト・バージョンが 2.2 から 2.4 へ変更されていましたが、今日までずっと 2.2 のまま使用してきました。ようやく Apache のアップグレードを行いました。

アップグレードは、portupgrade を使用して行いました。

まず最初に Apache のデフォルト・バージョンを固定していた /etc/make.conf の修正を行いました。下記の行を消去しました。実際には、行頭に "#" マークを付けてコメント文としました。
"DEFAULT_VERSIONS+=apache=2.2"

そしてマシンの起動時に自動的に Apache が起動できるように /etc/rc.conf の中にあるイネーブラを修正しました。
apache22_enable="YES"
    ↓
apache24_enable="YES"

そして portupgrade でアップグレードを行いました。ここでは置き換えインストールのオプション "-o" (小文字のオー)を付けて実行しました。
portupgrade -o www/apache24 -f www/apache22

apache24-2.4.12 のビルド・オプション
新しい Apache 2.4 がインストールされると、/usr/local/etc/apache24 に設定ファイルが設置されました。そして以前のバージョンの Apache2.2 の設定ファイルは /usr/local/etc/apache22 の中に httpd.conf のみが残っていました。

当初は古いバージョンの httpd.conf をそのままコピーして使用してみましたが、文法エラーが発生して Apache が起動できませんでした。この古い httpd.conf を修正して再利用するよりは、新しく設けられた httpd.conf を現在のサーバのディレクトリの実態にあった形で手作業の修正を行なって、ようやく Apache の起動と動作を完了させました。
もう長いこと見直していなかった Apache が管理するディレクトリを見直すよい機会となりました(笑)。

その他、php5 の動作のために php_mod を再インストールさせました。
portupgrade -f www/mod_php5

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