2014年9月15日月曜日

ThinkPad R30 の CMOS 電池交換

先日インターネット・オークションで入手したばかりの ThinkPad R30 が CMOS 電池エラーとなっていましたので、本日 電池の交換しました。

本体底面の二本のネジ(二個の三角形が並んだマーク)を外して、充電池を取り外した場所からキーボードのベロ状に飛び出している部分の裏側を押し出すと、キーボードが浮き上がります。薄いリボンケーブルで本体とキーボードが接続されているので、このリボンケーブルに注意しながらキーボードを持ち上げます。そして本体側にあるリボンケーブルのコネクタを外します。

キーボードを撤去すると本体内部が見えてきます。中央部にキーボードに液体をこぼしたときにすぐに影響を受けないようにするための半透明のプラスチック製の水受けをめくると CMOS 用の電池が見えてきました。

ThinkPad R30 の CMOS 電池の場所です。

使用されている電池は CR1220 (ボタン型のリチウム電池)でした。ThinkPad でも比較的古い機種に多く使用されているボタン電池です。この CR1220 を撤去して、新しい電池を装着しました。

キーボードを元通りに戻して電源を投入すると CMOS 電池のエラー表示がなくなりました。

しかし新たなエラーが表示されるようになりました。どうも割り込み系の回路のエラーのようです。BIOS 画面に入って、BIOS 設定の初期化(F9)を行なってみると、このエラーは消えてしまいました。

CMOS 電池を交換すると新しいエラーが発生しました。

再度立ち上げ直すと、以前の所有者さんの環境が残ったままの Windows XP が起動しました。どうも COMS 電池が切れた時点で本体が起動しなくなったことから、このマシンを廃棄してしまったようです。

BIOS を初期化(F9)するとマシンが起動し始めました。

もちろんこの Windows XP の部分などはハードディスクの検査を行うときにすっきりと消去してしまいます。そして Debian Wheezy をインストールする予定です。

本当は最新の BIOS にアップデートしておきたいのですが、レノボ社のウェブサイトから旧製品の情報が消えてしまっているので困っています。

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