2014年7月8日火曜日

YAMAHA RTA55i を自宅 Asterisk サーバへ接続してみました。

ヤマハの RTA55i を自宅の Asterisk サーバへ接続してみました。

とりあえず RTA55i のファームウェアのバージョンを調べてみました。
Rev.4.06.67 と最新版のものになっていました。以前の所有者さんがファームウェアのバージョンアップを行なっていたようです。古いファームウェアだといろんなバグが残っている可能性があるため、最新のものに更新しておきたいものです。


さて自宅の LAN へ RTA55i を接続を試みてみました。RTA55i の WAN 側を自宅 LAN へ接続する「ネットワーク型プロバイダ接続」の方法で試してみました。なぜか手動で IP アドレスや DNS サーバなどを設定しても自宅 LAN に接続してくれません。接続状況の表示では「接続中」ということでしたが、パケットが一切通過してくれませんでした。

そこで「フレッツADSLなどのPPPoE方式を使用したADSL接続設定」の PPPoE 接続でプロバイダへ接続を試みたところ、すんなりと接続してくれました。ADSL 接続ということですが、これはいわゆる ADSL モデムから出力されるイーサネット信号を取り扱うということで、我が家ではフレッツ光の HGW の PR-400NE の PPPoE ブリッジ機能での接続で接続しました。

しかしこれでは我が家の Asterisk サーバへ接続出来ないので、再度設定を見直しました。今度は「CATVまたはPPPoE方式を使用しないADSL接続設定」による設定で、手動設定は一切行わず、DHCP 機能により自動設定で行わせてみました。するとちゃんと自宅 LAN に接続して、通信も可能となりました。もう Asterisk サーバの接続の前段階から手間取ってしまいました。


さて自宅 LAN へ WAN 側で接続した RTA55i の IP 電話機能を自宅の Asterisk サーバへ接続してみました。

この設定自体は難しくなく、SIP 電話機の接続経験のある人にとっては簡単にできるものでした。

設定メニューの [電話設定]>[インターネット電話設定]>[基本設定] の画面で設定します。
「インターネット電話機能」を「使用しない」から「使用する」へ切り替えます。
「接続プロバイダ」を「なし」から「WANポート」へ切り替えます。どうも RTA55i では IP 電話サーバは WAN 側にしか存在しない前提となっているようです。
「発信時のプレフィックス(識別番号)設定」の「ISDN 回線」のところを「直接」から「8#」などとプレフィックスを接続するようにします。そして「(IP電話サーバ1)」のところを「直接」とします。ISDN 回線での通話は絶対にありませんから、プレフィックスなしの設定は IP 電話の方へ回します。


そして Asterisk の情報を入力する [電話設定]>[インターネット電話設定]>[基本設定] の画面へ移動します。
我が家の Asterisk サーバの IP アドレスは 192.168.24.101 となっています。そして試験用電話番号の 203 を設定しました。


以上で設定は終了です。後は RTA55i に備わっている二個の電話ポートのそれぞれの設定などがありますが、必要に応じて設定すれば問題ないことでしょう。

通話チェックをしてみましたが、問題なく通話ができました。ただ RTA55i 本体に電話使用中に特別なランプが設けられていないため、本体そのもので何も確認できるものがないのが寂しいところです。

ちょっと意地悪なテストとして、自宅 LAN 内から RTA55i の LAN に向けて FTP 転送で巨大なファイルをダウンロードしながら通話試験をしてみました。1〜2秒程度の遅延とブツブツと音声の途切れが発生していました。もちろん FTP 転送を行なっていないときには、遅延は感じられません。RTA55i の負荷が高い状況ではいろいろと無理が発生するようです。現在ではやはりアナログ電話を IP 電話へつなぐアダプタ(ATA)として活用するのが望ましいようです。


[おまけ] ファイアウォールで NTP 遮断

今回 Asterisk サーバへ接続している途中に気づいたことですが、NTP サーバへ接続して時刻を設定することがファイアウォールによって遮断されているようです。RTA55i 本体内部の機能も RTA55i の LAN 内のマシンも同様です。

[付加機能]>[ファイアウォール機能(設定)] で「表示インターフェース」の「切替」のところで、「LANポート(LAN1)」から「WANポート(LAN2)」へ切り替えて設定します。
ファイアウォールの定義としては前方部分に、よくある攻撃されやすい機能部分を外部からも内部からもアクセス出来ないようにしてあります。後半に必要に応じて設定する可能性の高い項目が未登録のまま並んでいます。そして最終行の99番目に内側から外側へ向かって流れるすべてのパケットを許可する設定となっています。これはよく見られる家庭用ブロードバンド・ルータにある設定です。

ここで37番目の「Protocol/in: NTP client」の部分の「入」の部分へチェックマークを入れると NTP による時刻合わせができるようになります。もちろん「出」も一緒にチェックマークをいれてもいいですが、最終行の99番の項目で「出」にチェックマークが入っていることとみなせるため、無理に設定する必要はありません。

なおついでに Asterisk で使う SIP 関係のファイアウォールの設定を観察してみると、80番(TCP:5060)と81番(UDP:5004-5060)のところで外部(WAN)からのパケットを受け入れるようになっていました。

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