2014年7月12日土曜日

Buffalo WBR2-G54 へ Tomato by shibby をインストール

先日 Linksys WRT54GS へ Tomato by shibby (shibby 版 Tomato ファームウェア)をインストールをして非常に良好であったため、今日はバッファローの WBR2-G54 へ Tomato by shibbyをインストールしてみました。

今回 Tomato by Shibby をインストールした WBR-G54 です。

Tomato by shibby  の公式ウェブサイト(http://tomato.groov.pl/)には WBR2-G54 へ適用可能かどうかの記述は見当たりませんでした。しかし、元々が Tomato Firmware からの派生版であるため、Tomato Firmware で適用可能であったことから shibby 版でも適用可能であろうと思われました。またハードウェアのチップセットも Linksys WRT54GS も WBR2-G54 も同じ Broadcom BCM4712 を使用しています。

そこで Linksys WRT54GS で実績のある shibby 版のファームウェア(tomato-ND-1.28.5x-117-VPN.trx)を使用して、インストールを試みました。

結果は問題なく適用可能でした。ただしインストールはブート時の TFTP 流し込み方式ではなく、すでにインストール済みの DD-WRT のアップグレード画面からのインストールを行いました。ただこの方法ではファームウェアの拡張子の .trx.bin へ変更してインストールすることとなります。

またインストール終了後に自動起動をしていましたが、どうも DD-WRT の設定情報が残っていると動作上問題があるようで、ところどころ設定が上手くできない場面が発生してしまいました。このときは設定情報を完全に消去する 「30/30/30 初期化」 を行いました。

この 30/30/30 初期化 とは、電源が入ったままでリセットボタンを30秒間押しつづけます。そして電源を切って30秒待ちます。そしてリセットボタンを押し続けたまま電源を投入して30秒待ちます。これでメモリ内の設定が完全に消去されるというものです。

この状態で再度設定をし直して、ちゃんと通信が出来ることを確認しました。

Tomato Firmware や Shibby 版の Tomato も [Basic]-[Network] のところで、WAN や LAN 、無線 LAN の設定が一度に出来るところが DD-WRT に比較して便利なところです。

ネットワーク設定で注意すべき点は PPPoE 接続でプロバイダへ接続するときに、NTT のフレッツ回線を使用しているときは、 MTU を Manual にして 1454 を設定することです。

ネットワーク設定の画面です。
WAN,LAN,無線が一度に設定できます。

また無線LANの国籍化も可能で [Advanced]-[Wireless] のところで設定可能となっています。Country / Region の項目一覧から JAPAN を選択します。これで [Basic]-[Network] の無線LANの部分に、日本では認められている 14ch が表示されるようになります。

無線LANの設定部分です。
Country / Region を JAPAN にします。

そして意外と便利なのが内部の時刻合わせの部分が単純に起動時だけでなく、毎時間とか一日おきとかに設定できるところでした。それも NTP サーバを三つも設定出来るので便利なところでした。設定した NTP サーバは、いつも使わせていただいている ntp.jst.mfeed.ad.jp です。意外と時刻が狂っているのが気持ち悪く感じる性分のため、大変ありがたいと思っています。

時刻設定の画面です。

私としては、意外と使い勝手がよい Tomato by Shibby です。


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