2014年6月24日火曜日

Debian Wheezy LXDE でブラザーのプリンタを設定

我が家の主力プリンタはブラザーの MFC-695CDN です。以前も同じブラザーの MFC-810 でした。ブラザーのプリンタは Linux 用のドライバが用意されているため、Linux 主体の我が家においてはとてもありがたい機種となっています。

さて今回は Debian Wheezy LXDE をインストールした ThinkPad X31 へ、このブラザーの MFC-695CDN のプリンタ設定を行おうとしたところ、何と!インストール・エラーが発生してしまいました。今まで Gnome のデスクトップの環境では発生しなかったインストール・エラーだけに驚いてしまいました。

エラー表示を調べてみると gnome-keyring のデーモンが LXDE 上では動作していないことが原因でした。同様のことは Xfce でも発生すると思いますので、同様の症状が発生した場合には参考にしてください。

まずプリンタ用のドライバをメーカーのウェブサイトからダウンロードしてきます。
http://support.brother.co.jp/j/s/support/index.html
機種名を入力して当該機種専用のページヘ移行した後、更に OS の種類やパッケージの形式(Linux deb 形式を選ぶ)などに応じてページを進んで行きます。


二種類のドライバをダウンロードしてきます。
私がダウンロードした最新のドライバの二点です。
LPR プリンタ・ドライバ
 mfc695cdnlpr-1.1.3-1.i386.deb
CUPSwrapper プリンタ・ドライバ
 mfc695cdncupswrapper-1.1.3-1.i386.deb

まず最初に keyring デーモンのインストールから行います。
/etc/xdg/autostart/ のディレクトリ内にある次の四つの gnome-keyring ファイルを編集します。どれも同じ場所を編集します。
gnome-keyring-gpg.desktop
gnome-keyring-pkcs11.desktop
gnome-keyring-secrets.desktop
gnome-keyring-ssh.desktop
編集する部分は、OnlyShowIn=GNOME;Unity; の部分を探しだして LXDE; を追加します。
[補足]デスクトップに Xfce を使用している場合には大文字で XFCE; を追加します。
OnlyShowIn=GNOME;Unity;
     ↓
OnlyShowIn=GNOME;Unity;LXDE;

以上の四つのファイルの編集が完了したら、一度マシンを再起動させます。

これでプリンタドライバのインストールに支障なくなりました。最初に LPR プリンタ・ドライバからインストールします。


1.LPR プリンタ・ドライバからインストール

/var/spool/lpd/ のディレクトリが存在しないと思いますので、事前にディレクトリを作成しておきます。
# mkdir /var/spool/lpd/
dpkg コマンドでドライバのパッケージをインストールします。
# dpkg -i --force-all mfc695cdnlpr-1.1.3-1.i386.deb
(注意)このパッケージは /etc/printcap などの設定をすべて消して新規に上書きします。必要な設定があれば、事前に保管をして再度設定し直してください。


2.CUPSwrapper プリンタ・ドライバのインストール

dpkg コマンドでドライバのパッケージをインストールします。

# dpkg -i --force-all mfc695cdncupswrapper-1.1.3-1.i386.deb
エラー表示がなければインストール終了です。


3.CUPS の設定

CUPS システムの設定を行います。インストールしたままの状態では USB 接続で印刷できるようになっています。これを LAN 経由で印刷できるように設定し直します。なお本項ではプリンタ本体の LAN 設定については説明しておりません。

ブラウザでCUPS Web 管理サイトを http://localhost:631 で表示させます。

操作の際、ログイン名とパスワードを求められますが、これは Debian Wheezy をインストールの時に設定した [root] と [rootのパスワード] です。

[プリンター] のタブを選択すると、すでに [MFC695CDN] として登録されているはずです。この [MFC695CDN] を選択します。


[管理] の中の [プリンター変更] を選択します。後は順次問い合わせに応じて下記二箇所の部分を変更します。
デバイス:AppSocket/HP JetDirect
デバイスURL:socket://[プリンタのURL または IP アドレス]

再設定したあと、管理画面から [メインテナンス] の [テストページの印刷] を選択するとテストページが印刷キューへ送られてプリンタから印刷が開始されれば CUPS の設定は成功となります。

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