2013年6月30日日曜日

ThinkPad G41 も入手しました

先日の ThinkPad G40 に引き続いて ThinkPad G41 ( 2881-R21 ) もインターネット・オークションにて入手しました。
今回入手した ThinkPad G41 の基本的な仕様は、先日入手した ThinkPad G40 とほとんど同じ内容のものでした。コレクションとして手元に持っておくにはどちらか一方だけでも問題がないと思われるものです。ただ今回も安価に落札できたという理由だけで私の手元にやってきました(笑)。

今回入手した ThinkPad G41 です。

先日入手した ThinkPad G40 と並べて写真を撮ってみました。今回入手した ThinkPad G41 の液晶画面の明るさは ThinkPad G40 よりもかなり輝度が低下しておりかなり使用されてきたものと思われました。そして外観の汚れぐらいなどはほぼ同程度でしたが、底面のゴムの足などは残っており、新しく入手した ThinkPad G41 の方が安定性が良くなっています。ゴム足の欠落している ThinkPad G40 の方もゴム足部分の補修を早く行って安定させたいと思っています。

ThinkPad G41(左) と G40(右) を並べたところです。
画面の明るさの違いです。目視では明瞭に異なっています。

そして意外な違いはバッテリーにもありました。ThinkPad G40 には、珍しくニッケル水素充電池が使用されていましたが、ThinkPad G41 には標準的なリチウムイオン充電池が使用されています。この ThinkPad G40 のニッケル水素充電池は充電中に大きく発熱するようで、ThinkPad G40 のパームレストが熱く感じられるほどになっています。充電池はもう寿命と考えるため、余り発熱が続くようでしたら取り外して運用することも考えています。古い充電池が原因で火事や爆発があってもいやなので当然のことなのですが(笑)。

ThinkPad G40 のバッテリ(上)と G40 のバッテリ(下)

両者の BIOS 画面を確認してみました。ほとんど同じ内容となっていましたが、起動ドライブの設定部分だけは大きくことなっていました。ThinkPad G41 の方が新しいだけあって、デスクトップ・マシンの ThinkCentre のような構成となっていて設定しやすくなっていました。

ThinkPad G41 の BIOS 画面
バージョンは 1.06 ( 1XET47WW )
ThinkPad G41 の起動ドライブ選択画面
ThinkPad G40 の起動ドライブ選択画面

先日入手した ThinkPad G40 もまだメンテナンスを行っておらず、まだ PC カードのシャッター部分の故障などが残ったままとなっています。とりあえず ThinkPad G40 の分解掃除と故障箇所の修理を行った後に ThinkPad G41  のメンテナンスを行おうと思っています。

2013年6月28日金曜日

samba 3.6.16 へアップグレード

FreeBSD の ports へ samba のアップグレードが到着していました。samba 3.6.13 から samba 3.6.16 と何故か 14 や 15 を飛ばして一気に 16 へのアップグレードでした。今回はどのような改良が加えられたのかは不明のまま portupgrade で更新しました。


 portupgrade で更新の後、マシンを再起動させて動作確認を行ってみました。

私の気のせいかもしれませんが、 samba のドライブをマウントするのに時間が掛かっているように感じました。場合によってはドライブを開けないこともありましたが、再度マウントすることによって接続できることもありました。若干動作が不安定ではないかと思っています。何か設定の間違えなどがないか、設定ファイルを精査してみたいと思っています。

2013年6月27日木曜日

iceweasel 22.0 へアップグレード

mozilla.debian.net へ iceweasel のアップグレードが到着していました。iceweasel 21.0 から 22.0 へのアップグレードとなります。

いつものようにアップデート・マネージャで更新を行いました。日本語パックも更新されたようで、日本語の表示も正常に行われています。


2013年6月23日日曜日

PartedMagic 2013_06_15 版 登場

ハードディスクのメンテナンスのツールがつまったライブ CD である PartedMagic に新しいバージョンができました。最近のバージョン名は日付となっていて、2013_06_15 版となっていました。

基本的な機能に変更はありませんが、壁紙が久しぶりに新しくなりました。何ともエレガント?な感じです!以前のハードディスクの中身の壁紙もソフトウェアの内容にマッチしていて良かったのですが、新しいものもそれなりに良い感じです。


Linksys WAP54G の DD-WRT 化断念

昨日に引き続いて Linksys WAP54G の設定を行いました。

DD-WRT 化を断念した Linksys WAP54G

昨日は Linksys 社の純正のファームウェアのアップグレード( 2.08 --> 3.04 )を行って通信の安定性が向上しました。今日はさらに DD-WRT のファームウェアを導入してさらに性能向上を目指しました。

我が家における DD-WRT のファームウェアの利用は Linksys 社の WRT54G 、WRT54GS、WRT150N で実績をあげていて、非常に安定して高性能な動作を示しています。今回も今までの実績を踏まえて性能向上を期待して DD-WRT のファームウェアをインストールしてみました。

結論から申し上げれば、何と!通信速度が半分に低下してしまいました。結局導入した DD-WRT ファームウェアから、Linksys 純正のファームウェアへ戻してしまいました。
Linksys  ファームウェア :およそ 2,600KB/s
DD-WRT ファームウェア : およそ 1,100KB/s
以下は DD-WRT のインストールの様子や FTP によるデータ転送速度計測の結果です。

まず DD-WRT のファームウェアのダウンロードから行いました。DD-WRT のウェブサイトのデータベースのページからダウンロードしました。3種類のファームウェアが推奨されていましたが、この三つをダウンロードして、結果としてこの三つとも試してみました。
http://www.dd-wrt.com/site/support/router-database

dd-wrt.v24-9517_VINT_micro.bin
dd-wrt.v24_micro_generic.bin
dd-wrt.v24_micro_olsrd_generic.bin

DD-WRT のデータベースのページです。

この三つのファームウェアのうち、Linksys 社純正のファームウェア上からインストール可能なのは、ファイル容量が一番小さい dd-wrt.v24_micro_olsrd_generic.bin だけです。この一番小さな DD-WRT のファームウェアをインストールします。(注意:なお一旦 DD-WRT 化されれば、他の大きなサイズのファームウェアもインストール可能となります。)

WAP54G の設定画面の「 Administration 」の「 Farmware Upgrade 」の画面で上記の
dd-wrt.v24_micro_olsrd_generic.bin のファイルを指定して [Upgrade] のボタンをクリックして DD-WRT のファームウェアをインストールします。

DD-WRT のファームウェアをインストールしているところです。

十分に時間が経過したところで、電源を再投入して WAP54G を起動し直します。

DD-WRT の IP アドレスの初期値は 192.168.1.1 ですので、パソコンのブラウザでこの IP へ接続します。最初にユーザー名とパスワードの設定を求めてきますので、適宜設定を行います。以降は DD-WRT の設定を行って動作確認を行いました。

DD-WRT の設定画面です。

無線LANの電波状況の様子を見て、当初は 13ch で転送速度の測定実験を開始しましたが、その後、他所の無線LANの干渉があることが判明して 3ch に変更して実験を行いました。以下は 3ch での結果です。なおデータ転送速度の計測は FTP 転送で、およそ 100MB の単一ファイルのダウンロードで行いました。三回計測してその平均値を結果としました。

dd-wrt.v24_micro_olsrd_generic.bin では、1,133KB/s の結果となりました。
dd-wrt.v24_micro_generic.bin では、1,026KB/s の結果となりました。

dd-wrt.v24-9517_VINT_micro.bin では、1,187KB/s の結果となりました。

DD-WRT のファームウェアでは、およそ 1,100KB/s の速度しか出ないようです。昨日の Linksys 純正のファームウェアより劣っていました。

そこで WAP54G のファームウェアを Linksys 純正のものに変更して、再度実験を行ってみることとしました。

DD-WRT のファームウェアのアップグレードのページから Linksys の純正のファームウェアをインストールします。このときファームウェアの名前の拡張子を trx から bin へ変更することでインストールが可能となります。
LinksysWAP54G_3.04.trx --> LinksysWAP54G_3.04.bin
Linksys 純正のファームウェアをインストールしたところで、電源の再投入と WAP54G の背面のリセットボタンを押して設定を初期化します。そして 192.168.1.245 の IP アドレスへパソコンのブラウザからアクセスして、再度設定を行いました。

そして Linksys 純正のファームウェア(ver 3.04)で、FTP 転送によるデータの転送速度を計測してみました。結果は 2,695KB/s とぶっちぎりの通信速度となりました。DD-WRT の二倍以上の結果に驚いています。もちろん計測するパソコンや WAP54G の位置関係など変更はなく無線LANの電波環境も同一条件です。

なお DD-WRT 化された WRT150N でも転送速度の計測を行ってみました。802.11g で計測した場合、2,643KB/s となりました。Linksys 純正のファームウェアの WAP54G と同じような数値となっていていました。過去の無線LANの転送速度計測の実験からみても、これらの数値が我が家の無線LAN環境での最適値であると考えています。

このようなことから WAP54G に限っては通信速度が遅かった DD-WRT 化を中止して、純正のファームウェアに戻して使用することとしました。一体どうしてこのような差が出てしまったのかは不明です。

2013年6月22日土曜日

Linksys WAP54G のファームウェア・アップグレード

DD-WRT のファームウェアへ移行を考えていた Linksys WAP54G ですが、とりあえず Linksys 純正のファームウェアへアップグレードを行ってみました。

Linksys WAP54G の背面

Linksys のウェブサイトから WAP54G のファームウェアをダウンロードしてきました。WAP54G には五つのハードウェアバージョン(1.0 , 1.1 , 2.0 , 3.0 , 3.1)が存在するようで、適正なハードウェアバージョンのファームウェアをダウンロードする必要があります。私の場合にはハードウェアバージョンが 2.0 でしたので、これに対応したものをダウンロードしました。
http://support.linksys.com/en-apac/support/accesspoints/WAP54G
ダウンロードしたファイル:LinksysWAP54G_3.04_2,0.zip

Linksys WAP54G のサポートページです。

ダウンロードしたファイル:LinksysWAP54G_3.04_2,0.zip を解凍してファームウェア(LinksysWAP54G_3.04.trx)を取り出します。

このファームウェアを WAP54G の「ヘルプ」の設定画面から読み込んでアップグレードします。作業そのものは数分で完了しました。
ファームウェアのアップグレードの画面です。
アップグレードが終了するとこの表示となります。
なお元の画面には戻ることは出来ませんでした。

アップグレードが終了した後、一度電源を遮断して再起動させます。そして WAP54G の IP アドレスへブラウザでアクセスを行います。設定データはそのまま WAP54G の中に保存されているようでした。ただし無線LANの設定だけ、一部が初期化されていました。以下は設定画面の様子です。設定画面構成も大きく変更になっていました。そしてバージョンも 3.04 になっていました。

WAP54G の Ver3.04 の Setup 画面です。
以前の設定がそのまま引き継がれていました。
Wireless の設定画面です。
この無線LAN設定だけは初期化されていました。
ただし無線LANのパスワードなどは保存されていました。
Administration の画面です。
ログイン・パスワードは以前の設定のままでした。
Status の画面です。

再設定が終了したところでパソコンの無線LAN機能で接続してみました。動作も問題ないようです。FTP による 100MB の単一ファイルの転送テストでも問題なく動作しています。なお三回計測した平均的な転送速度は 2,050KB/s でした。

このバージョンアップで従来 WAP54G になかった Frame Burst Mode が追加されていることに気づきました。通信プロトコルの簡略化によって転送効率を向上させるものですので、機能追加となった模様です。


Linksys WAP54G を入手しました

インターネット・オークションにて Linksys 社の WAP54G を入手しました。先日故障した Linksys WRT54G の代替・予備としてです。現在は Linksys WRT150N が代替機として活躍していますが、今後のメンテナンス次第ではこの WAP54G が代替機として活躍する可能性もあります。

今回入手した Linksys WAP54G です。

無線LAN機器の新製品は 802.11a/b/g の環境から 802.11n へ移行してしまって、今回入手した WAP54G の 802.11b/g のような機器はインターネット・オークションでも安価に落札することが出来るようになって大変うれしい状況です。我が家の周辺には無線LANの電波がかなり飛び交っていることもあり、 802.11n で通信をしても電波の干渉で本来の性能が発揮できない状況となっています。そのため 802.11g がうまく通信出来るだけで十分だと私自身は判断しています。

さて今回入手した WAP54G は無線LANアクセスポイントとなっていて、WRT54G のようにイーサネット・スイッチやルーター機能の無い製品になっています。背面には有線LANのソケットと電源ソケット、リセット・ボタンが並ぶだけの簡素なものとなっています。

WAP54G の背面の様子です。

また前面の LED ランプも「Power」「Act」「Link」の三つが並ぶだけです。

WAP54G の前面パネルの様子です。

今まで Linksys 社の無線LAN商品をいくつか中古にて入手してきましたが、初めて目にしたのはこの壁掛け治具 ( Wall-Mounting Application ) です。こんなものが標準で用意されていたようですが、私が入手したものはどれもこの治具が存在しておらず、前オーナーさんが紛失してしまった模様です。

壁掛け治具です。
WAP54G へ壁掛け治具を取り付けようとしているところです。

壁掛け治具は、写真のように WAT64G の足の部分に差し込んで使用するものです。以前のオーナーさんも壁掛け治具を使用していたようで、WAP54G の足の部分にゴム足が取り付けられていませんでした。なおゴム足そのものはビニル袋に新品のまま別途保管されていました。

入手した WAP54G にはゴム足が設置されていませんでした。
ゴム足の底の部分はネジで固定されていました。

また壁掛け治具の取扱い説明書には同社の製品のルーター類と親亀・子亀の状態で製品を積み上げて使用できることも解説してありました。

WAP54G の天板に壁掛け治具を載せたところです。
壁掛け治具の使用説明書です。
壁掛けだけでなく、同社のLAN製品を載せて使用出来るようになっています。

汚れが残っていた外観を綺麗に掃除したあと、この WAP54G が動作するか確認をしてみました。

電源を投入してリセット・ボタンを押して、前オーナーさんの設定を全て初期化しました。初期化状態の WRT54G の IP アドレスは 192.168.1.245 となります。この IP アドレスへ他のパソコンからブラウザでアクセスをして設定を行います。このときのログインパスワードは、ユーザー名:空欄、パスワード:admin です。パスワードは変更出来るようになっているので変更することが望ましいです。

早速設定画面で必要な設定を行ってみました。我が家のサブネットは 192.168.24.0 なので、これらを中心に設定を変更しました。基本的に故障した WRT54G の設定を踏襲するようにしました。

WAP54G の設定の「セットアップ}画面です。
ここが一番重要で一番最初に設定します。
LANの項目の説明文が間違っていますので注意が必要です。
「ステータス」の画面です。
WAP54G の設定状況や動作状況を示しています。
「詳細設定」の「ワイヤレス詳細設定」の画面です。
「ヘルプ」の画面です。
ファームウェアのアップグレードもここで行うようになっています。

WRT54G の設定が終了したところで、ノートパソコンの無線LAN機能で接続をしてみました。通信も出来て問題ないことを確認しました。しかし自宅サーバーへ接続して 100MB 程度の大きさのファイルをダウンロードして通信速度を計測しようとしたところ、なぜか途中で通信が停止してしまうことが度々発生してしまいます。どうもファームウェアに問題がありそうです。現在は Ver 2.08 となっていますが、このまま Linksys 社の純正のファームウェアにアップグレードするのはなく、DD-WRT のファームウェアへアップグレードしようと思っています。やはり実績のあるファームウェアで安心したいからです。この DD-WRT 化は、もう少し様子をみて実施してみたいと思っています。

2013年6月21日金曜日

ThinkPad G40 の BIOS アップデート

先日インターネット・オークションで入手したばかりの ThinkPad G40 ( 2388-7JJ ) の BIOS をアップデートしました。

BIOS をアップデートした ThinkPad G40 です。

レノボ社のウェブサイトの中の ThinkPad サポートページ「ドライバーとソフトウェア」から BIOS のアップデート・ソフトウェアをダウンロードしてきました。すでに WindowsXP を消去している状態なので、フロッピーディスク版のものをダウンロードしました。
http://support.lenovo.com/ja_JP/downloads/default.page?

レノボ社のサポートページの様子です。

ダウンロードした BIOS アップデート・ソフトウェアを MS-DOS 上(Windows 上でもOK)で解凍展開をして、フロッピーディスクへ BIOS アップデート・プログラムをインストールしました。

MS-DOS上でBIOSアップデート・フロッピーディスクを作成しました。

出来上がった BIOS アップデート・フロッピーディスクを使って ThinkPad G40 の BIOS をアップデートします。フロッピーディスクをドライブへ挿入して、マシンを起動させます。自動的にアップデート・プログラムが実行されて、いくつかの問い合わせの後、BIOS を書き換えました。

BIOS アップデート・プログラムの起動画面です。
2番のシステム・プログラムの更新で BIOS をアップデートします。
いくつか問い合わせに答えて行くと BIOS の書き換えが始まります。

BIOS のアップデートが完了すると、ビープ音とともにマシンの電源が遮断されました。ここで BIOS アップデート・フロッピーディスクを取り出して、再度起動させます。起動画面で [F1] キーを押して BIOS の管理画面へ移行します。そして BIOS のバージョン情報を確認しました。下記のとおりちゃんと更新が行われていました。

旧 BIOS --- 1.07 ( 1TET90WW ) 2003-12-15
新 BIOS --- 1.21 ( 1TETA6WW ) 2006-02-04

BIOS 更新後の様子です。

この BIOS の確認の後、実際にマシンを立ち上げて異常のないことを確認しておきました。これで BIOS のアップデートが終了しました。

2013年6月19日水曜日

Linksys WRT54G を分解

先日故障した Linksys 社の WRT54G を分解してみました。

分解方法はネット上を検索してみるといつくかヒットしました。こうした役にたつ情報をい掲載してくださっているブログには感謝するばかりです。

さて分解作業ですが、前面パネルを取り外すことで分解をすることができました。
前面パネルの左右にある爪が引っかかっているだけなので、青いパネル部分を左右どちらか一方向を手前に力任せで引っ張ればあっさりと外れてしまいます。

前面パネルの取り外しです。
写真のように片側だけをひっぱります。

この青いパネル部分を取り外すとプリント印刷基盤が見えてきます。そして筐体上部のプラスチック部品を取り外します。プリント印刷基盤と一体となった底面部分はゴム足のとこで爪で固定される形となっています。

底部と上部を固定する爪の部分です。

この写真はプリント印刷基盤の表面を撮影したものです。二個のしっかりとしたアンテナコネクタが印象的でした。家庭用の製品でこんな本格的なコネクタと使用しているなんて!

WRT54G のプリント印刷基盤の表面の様子です。

そしてコントローラーチップを確認すると Broadcom 社の BCM4712 でした。写真のようにプリント印刷基盤へ直付けされていました。

コントローラーチップ BCM4712

この分解された状態で通電してみましたが、やはり起動すらしない状態でした。表面の部品を目視で確認しましたが、異常な部品は見当たりませんでした。やはりどこか電気的に破損した部分がある模様です。

やはり修理不能の製品ということで、このまま分別して廃棄することとしました。

2013年6月18日火曜日

IBM バックリンク・キーボード 1391401 を入手

先日の IBM 社のバックリンク・キーボード ( 42H1292 ) に引き続いて、同社のキーボード 1391401 をインターネット・オークションで入手しました。同社のキーボードの動作不良で 42H1292 を入手した訳ですが、さらに予備として今回の 1391401 を入手しておきました。壊れてから慌てることのないようにしておこう!と思ってのことです。

今回入手した 1391401 です。

今回入手した 1391401 は脱着式のカールコードが付属したものとなっています。この手のキーボードは今回が初めてのことでした。オークションの写真で見るかぎり貧弱なコネクタだと思っていましたが、実際に手に取ってみると、とてもしっかりした造りになっていました。これであれば使用中に接触不良になる危険性も少ないものと思われました。

背面のコネクタとソケットの様子です。

そして底面部分を観察してみますと、スピーカーを取り付けるためと思われる円形のスリットが設けられていました。本機にはスピーカーは取り付けられていませんでした。機種によっては取り付けられているものが存在するのかもしれません。

底面のスピーカーと思われるスリットの様子です。

そしてキーボードの前面部分にある排水口の様子です。手持ちの同種のキーボードにも同じ排水口が設けられているのですが、ちょっと様子が違います。この 1391401 のキーボードの排水口の形成はとても綺麗で、真四角に空いています。そうです!今までの手持ちのものはここの形成がいまいちで樹脂が染み出している状態となっているのです。いわゆるアメリカンな造りのキーボードだと思っていましたが、ものによってはちゃんと作られていることを知りました(笑)。

底面の手前側にある排水口の様子です。

動作確認を行ってみたところ、問題もなく動作していることを確認しました。そしていつか出番が来るまでしっかり梱包をして保管をしておくこととします。