2013年6月14日金曜日

ThinkPad G40 を入手

新しく ThinkPad の仲間が増えました。ThinkPad G40 ( 2388-7JJ )  です。いつものようにインターネット・オークションで入手しました。数年前までは G40 シリーズはかなり高価な価格で落札されていたものですが、現在では、とても安価に入手出来るようになっています。



入手した ThinkPad G40 の外観は非常に汚れていて簡単な掃除をすぐに行っておきました。以前のオーナーさんは喫煙者だったようでタバコ特有の汚れがありました。キーボードを取り外して、CPU ファンに詰まっていたホコリもピンセットでつまみだし、エアーダスターで最低限の通気性を確保しておきました。

左奥の大きなファンの汚れが酷い状態でした。

そして底面のゴムが欠落していたり、PC カードのスロットのシャッター部分が破損しているなど、かなり状況はよくない感じでした。

ゴム足が欠落していて安定しません。
PC カードのシャッターが壊れています。

この ThinkPad G40 は Celeron 2.2GHz + DDR 512MB + HDD 40GB という構成でした。バッテリは既に充電不良になっているようで、電源を立ち上げると ACESS IBM のボタンを押すように催促されます。そして BIOS を確認をすると時刻エラーが発生していました。そこで BIOS 時刻を合わせて再起動させてみました。すると WindowsXP が起動しました。

ThinkPad G40 の BIOS 画面です。

WindowsXP が起動すると、長く使用されていなかったマシンのようで、いろいろとセルフチェックのようなことが自動的に行われていました。そしてハードディスクの内容を確認してみたところ、以前のオーナーさんのファイルなどがそのまま残っていました。これらのファイルごと WindowsXP のパーティションを消去することとしました。

そこで GParted Live CD でハードディスクを確認すると、IBM でインストールされた WindowsXP のパーティションしか存在せず、リカバリ領域がありませんでした。この時期の ThinkPad のマシンには使用されていない東芝製のハードディスク ( MK4026GAX ) が搭載されていることから、元々のハードディスクから必要な WindowsXP のディレクトリだけをコピーしてきたもののように思われました。このマシンには debian squeeze か Puppy Linux をインストールする予定のため、ハードディスク全体を初期化することとしました。そして DriveFitnessTest で動作確認も行って置きました。

この後、memtest86+ を使って'メモリの試験も行って本日の作業を終了しました。明日以降に本格的に分解をして内部の掃除と PC カード部分の修理を行ってみようと思っています。

(その他雑感)
ThinkPad G40 を手にしたのは今回が初めてのことです。意外に電源アダプタが巨大なのに驚いてしまいました(笑)。

左が G40 のものです。

また発熱も多く Pentium 4 世代のプロセッサの消費電力の大きさを再認識させられました! ThinkPad G40 本体もパームレストに熱が伝わってくるほどで驚いています。

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