2013年6月22日土曜日

Linksys WAP54G を入手しました

インターネット・オークションにて Linksys 社の WAP54G を入手しました。先日故障した Linksys WRT54G の代替・予備としてです。現在は Linksys WRT150N が代替機として活躍していますが、今後のメンテナンス次第ではこの WAP54G が代替機として活躍する可能性もあります。

今回入手した Linksys WAP54G です。

無線LAN機器の新製品は 802.11a/b/g の環境から 802.11n へ移行してしまって、今回入手した WAP54G の 802.11b/g のような機器はインターネット・オークションでも安価に落札することが出来るようになって大変うれしい状況です。我が家の周辺には無線LANの電波がかなり飛び交っていることもあり、 802.11n で通信をしても電波の干渉で本来の性能が発揮できない状況となっています。そのため 802.11g がうまく通信出来るだけで十分だと私自身は判断しています。

さて今回入手した WAP54G は無線LANアクセスポイントとなっていて、WRT54G のようにイーサネット・スイッチやルーター機能の無い製品になっています。背面には有線LANのソケットと電源ソケット、リセット・ボタンが並ぶだけの簡素なものとなっています。

WAP54G の背面の様子です。

また前面の LED ランプも「Power」「Act」「Link」の三つが並ぶだけです。

WAP54G の前面パネルの様子です。

今まで Linksys 社の無線LAN商品をいくつか中古にて入手してきましたが、初めて目にしたのはこの壁掛け治具 ( Wall-Mounting Application ) です。こんなものが標準で用意されていたようですが、私が入手したものはどれもこの治具が存在しておらず、前オーナーさんが紛失してしまった模様です。

壁掛け治具です。
WAP54G へ壁掛け治具を取り付けようとしているところです。

壁掛け治具は、写真のように WAT64G の足の部分に差し込んで使用するものです。以前のオーナーさんも壁掛け治具を使用していたようで、WAP54G の足の部分にゴム足が取り付けられていませんでした。なおゴム足そのものはビニル袋に新品のまま別途保管されていました。

入手した WAP54G にはゴム足が設置されていませんでした。
ゴム足の底の部分はネジで固定されていました。

また壁掛け治具の取扱い説明書には同社の製品のルーター類と親亀・子亀の状態で製品を積み上げて使用できることも解説してありました。

WAP54G の天板に壁掛け治具を載せたところです。
壁掛け治具の使用説明書です。
壁掛けだけでなく、同社のLAN製品を載せて使用出来るようになっています。

汚れが残っていた外観を綺麗に掃除したあと、この WAP54G が動作するか確認をしてみました。

電源を投入してリセット・ボタンを押して、前オーナーさんの設定を全て初期化しました。初期化状態の WRT54G の IP アドレスは 192.168.1.245 となります。この IP アドレスへ他のパソコンからブラウザでアクセスをして設定を行います。このときのログインパスワードは、ユーザー名:空欄、パスワード:admin です。パスワードは変更出来るようになっているので変更することが望ましいです。

早速設定画面で必要な設定を行ってみました。我が家のサブネットは 192.168.24.0 なので、これらを中心に設定を変更しました。基本的に故障した WRT54G の設定を踏襲するようにしました。

WAP54G の設定の「セットアップ}画面です。
ここが一番重要で一番最初に設定します。
LANの項目の説明文が間違っていますので注意が必要です。
「ステータス」の画面です。
WAP54G の設定状況や動作状況を示しています。
「詳細設定」の「ワイヤレス詳細設定」の画面です。
「ヘルプ」の画面です。
ファームウェアのアップグレードもここで行うようになっています。

WRT54G の設定が終了したところで、ノートパソコンの無線LAN機能で接続をしてみました。通信も出来て問題ないことを確認しました。しかし自宅サーバーへ接続して 100MB 程度の大きさのファイルをダウンロードして通信速度を計測しようとしたところ、なぜか途中で通信が停止してしまうことが度々発生してしまいます。どうもファームウェアに問題がありそうです。現在は Ver 2.08 となっていますが、このまま Linksys 社の純正のファームウェアにアップグレードするのはなく、DD-WRT のファームウェアへアップグレードしようと思っています。やはり実績のあるファームウェアで安心したいからです。この DD-WRT 化は、もう少し様子をみて実施してみたいと思っています。

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